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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2020年8月2日]

何が何でも「結果をコミット?」20200802

「結果にコミットします」
某、有名ダイエット会社「ラ〇〇ッ〇」のCMで一般的日本語になった言葉です。
コミットは約束です。プロミスも約束ですが、それよりも強い約束を意味します。

塾業界でも「成績保証」とか「上がらなかったら返金します」の言葉を頻繁に聞き始めました。

しかし、しか〜〜し、上記のコミットには『当然』のように『条件』が付きます。
ダイエットなら、毎日の運動と食事のルールを絶対守る事。
塾なら、指示された回数を受講して、宿題と暗記は必須です。

これだけの条件を完全に守ったら、絶対に目標は達成できますよねぇ?
逆に、これだけ守っても達成されないのなら、詐欺ですよねぇ?

しかし、しか〜し、しか〜〜し、条件は守らないのに、結果の保証やご褒美だけは欲しがる人が激増中です。

食事制限も運動もしないのに、シックスパックでマイナス40kgを求めたり、遅刻はするし、宿題もしないし、公式や英単語も覚えて来ないのに、プラス30点を求めたり・・・・・・です。

それでも、本人たちは、その事実を認めません。
「自分なりに…」頑張ったと言います。
「出来る範囲」で頑張ったと言います。

問題点は「やった」「頑張った」の定義です。

PTAの役員や町内会の役員などでも見かけますが、毎年皆さんご苦労されていますが、中には、100を求められているのに130位やらないと満足できない人。
逆に100求められているのに60〜70しか遣らなくて、本人的には「完璧」「例年通り」の自己評価の方。しかし、この方ほど「私は経験者。私を見習いなさい。私に聞きなさい」と自慢されます。

色んな人が居て、色んな考えの人が居るとは言いますが、余りにも定義や認識が間違っている人に、放置は止めて、「指摘してあげる」という優しさが必要な世の中になってきていると思います。

しかし、そんな方ほど「うるさいわねぇ。放っといて!」と、余計に腹が立つ反応をされそうですけどね。(涙)