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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2020年8月15日]

気持ちは分かりますが・・・20200814

勉強が出来ない生徒、あっ、訂正です。勉強をやっていないから点数が悪い生徒の家庭では、流行の『物分りの良い甘言』が日常に登場しますし、体外的(例えば私たち)にもそれを同調(強制的に)を求める傾向にあります。

少し、難しい言い方で、回りくどかったですか?

だってぇ、ストレートに言うと、該当する方程、ま〜〜〜た、『失礼ねぇあの人。頭、おかしいんじゃ無い』とお叱りを受けそうなので…。

でもぅ、はっきり言った方が、分かりやすいですよね。言います。

家庭で子供に「きれい事」を言って、「物分りの良い親」「今風の優しい親」を演じて、責任回避をしている親の子供は、本来の学習量(時間&量&深度)に届いていないので、学力が低い場合が多いです。

*子供なりに頑張っているのに、先生との相性が悪いのか、中々成績が上がらない。
*スポーツの監督から「見込みがある」と言われて頑張っているので、宿題は減してやって下さいね。
*毎日、自分の部屋で何時間も机に向かって頑張っているのに、学校(塾)の教え方が悪いのか、いつまで経っても…。
*真面目に毎日授業を聞いているのに、英単語が覚えられないらしいです。子供が言うには、覚え方が分からないらしいのです。覚え方を教えてやって下さい。
*小学校ではいつも、70点から80点『も』取っています。だから、〇〇大付属△△中の受験対策をお願いします。「えっ、無理だって言うんですか?ダメな塾ね。高い月謝を取るくせに…。
*この子の考えを尊重して、この子の希望を叶えてやりたいのです。親の意見を押し付けたく無いのです。と目標から遠い受験生のお母さんが…。
*勉強が全てでは無いでしょ。勉強が出来ない子は生きてる価値が無いのですか?(と、塾の私たちに言われても…。入塾時に成績を上げてって言われたのに…)

勉強ができるためには最低限のルールがあります。
勉強ができるためには最低限の我慢が必要です。
勉強ができるためには最低限の手間が必要です。
勉強ができるためには最低限の諦めも必要です。

何でも、どんなことをしても、いくら適当にしても、叶うものではないのです。
個人の好みや隙間に合わせてくれるものでも無いのです。

『可愛い』『大切な』子供の希望を全て叶えてやれる親って憧れますが、今だけの良い親を選ぶか数十年先の子供の自立を願うか。

それを決めるのはあなた次第です。