[2020年9月20日]
小学校5・6年か中学1・2年生の「勉強できない」生徒に、『それじゃあダメだよ』『将来、困るよ』と注意すると、返ってくるセリフがあります。
「そんなことは無い」
「これなら、大丈夫」
「僕は、学校では出来てる方」
「これで良いって先生が言ってた」
「その時には何とかなる」
「もしダメなら、母さんが何とかしてくれる。今までも何とかしてくれた」
等です。
学区の狭い地区の人間としか交わってなくて、人生で経験した事など『ほんの僅か』のはずなのに、「お前たちは、まだ知らないことの方が多い」を教えずに、「子供はキチンと分かっている。子供の気持ちと子供の要望を…」と【きれい事】を言い続けた大人の責任です。
大人を【舐めきって】います。
これからを見てきて、社会を経験している親や塾や(一部の)学校の先生の言葉を聞かないのですよ。
そりゃあ、勉強など出来るはずがありません。
その事実を保護者にお伝えしても、更に庇う行動をされます。
その後、更に成績不振に向かった後にその保護者が言われるセリフまで共通しています。
「この子はこの子なりに頑張ったんよ。これがこの子に最良の運命の進路じゃったんよ」です。
本気で子ども達に向き合って「取っ組み合い」的に接してきた私たちは何だったのでしょう?
お金を貰ったんだから当然?
だから、我が教室では、入塾前に、耳障りの悪いこともキッチリ話し合いをさせて頂くのです。
この時の内容を、前記の保護者はどんな気持ちで聞いていたのでしょうね?