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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2020年10月5日]

平均点取ってるのに成績不振者?20201005

以前から何度もお伝えしているのですが、未だに…というより、増加傾向にあるのが「平均点を取っているからといって、平均的な実力では無いのですよ」と言うことです。

教室のある地域の地元小・中学校の話です。

何故か、ここ20年位の間に、「頑張る姿…」とか「本人なりに…」とか「勉強だけが全てではない」とか「子供が出来ないのは先生の実力不足」というような『綺麗事』に守られて、当然本人が努力すべき「暗記」や「日本語理解力」を許し続けた結果、学校のテストで平均点前後をとっても、偏差値40前後という悲惨な事態を招いています。
更に、その平均点前後の生徒が入れる中・高等学校を「普通の学校」と呼ぶのです。
それで、大学は「必ず国公立に入れてやって下さい」と塾に来られるので、私たちにすれば『何がなんだか…?」の状態です。

確かに「平均」と言う言葉の響は「普通」のニュアンスを持っていますが、あくまでも「平均」です。上位者だけの平均は高く、下位者だけの平均は低いのです。
狭い地元の範囲内だけの価値観で思い込まないで下さい。
特に大学は「全国との競争」です。

中1・2年で「普通だから大丈夫」とか「本人の希望するような塾で」と度々聞きますが、『勉強に対する意識と行動が間違っている』生徒が選んだ好みの塾が、果たしてその子の為になるのかどうか・・・。

賢い保護者ならお分かりですよね。

これらを説明会でお伝えすると、度々浴びせられた『お言葉』が、「そんなことは無い」「私はチャンと知っています」「〇〇ちゃんのお母さんが言ってました」「□□ちゃんも、それで良かったって言ってました」と、半径2?位の知識で叱られました。
酷いときには、「先生は、勉強のことしか言わん」ですが、入塾の時に私達に求められたのは、当に「勉強の実力アップ」ですよね。我が教室では、必ずプラスアルファで将来でも使える考え方と勉強方法をお伝えしています。
オマケで勝手に行なったことは評価されないどころか、悪意にとられるのですね。

お願いです。
何が普通か?現状はどうか?を私たちは知っているつもりです。
お母様方がお考えよりも、中1ギャップは大きいです。
後からでは取り返しができません。
一刻も早く、生徒の現状を確認して下さい。