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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2020年10月6日]

面倒臭い?面倒臭い!20201006

最近の「成績不振者」の特徴として『面倒臭い』があります。

細かい積み重ねが面倒臭い。
じっと我慢しているのが面倒臭い。
我慢して他人の指示に従うのが面倒臭い。
宿題が面倒臭い。
漢字や英単語をコツコツ覚えるのが面倒臭い。
期限までに終わらせるのが面倒臭い。

等です。

だって、『とにかく面倒臭い(分かりやすい言葉で言うと「だり〜ぃ〜」です)』と放って置くと、締め切りや限界がくると、先生や親が話し合って、『何とかしてくれる』からです。
自分は悪態を吐いていれば、何とかなってしまうのです。
誰が我慢して、努力して、苦労して繰り返して自力で到達しようとしますか?

決して、生徒のその行動を肯定・擁護しているのではありません。

生徒たちは何処から学んだのでしょう?

子供を注意しても「一発」では聞いてくれない。
子供に指示しても「一発」では従ってくれない。
毎日毎日、子供の確認や相手「ばっかり」はできない。
私は「先日もう注意した」「だから私は責任放棄はしていない」
私だって仕事があるの。
私だって家事が忙しいの。
旦那は「全然」手伝ってくれないし…。
毎日毎日、子供中心の生活は出来ない。
私にも私の生活がある。

どうですか?
こんな事を思ったことはありませんか?
当然ありますよね?
仕方ないです。

で〜〜も〜、子供を放っておくことは出来ないから仕方なく「イライラ」の小言生活が続くのです。

問題はそこからです。

そこで「仕方ない」と続けるお母さんの背中を子ども達は見ています。
反対に「も〜う!知らん」と止めて放置しているお母様です。

結局「面倒臭い」のです。

何度も繰り返すのが面倒臭いのです。
泣かれるのが面倒臭いのです。
イライラして時間を取られるのが面倒臭いのです。
自分のやりたいことが出来ないのが腹が立つのです。

子供の意思を尊重して・・・。
子供の思いを聞いて・・・。
と言えば聞こえは良いですが、一発で思い通りになってくれる子供なんて居ません。
旦那に求めるように「子供」に求めないで下さい(そんな家庭ばかりじゃ無いか?失礼しました!)。

「全てを親が決めて押し付けろ」と言ってるのではありません。長い人生を分かって無い子供に、色んな話を聞かせてやって下さい。色んな考えを教えてやって下さいと言っているのです。

最後に悪口です。
「やっていない」「放っておく」「面倒臭い」「きれい事」をされる親御さんは、自身がそれを経験せずに育ったか、知らないのに「私は分かっている」と誤解されてる方が多いですね。

例外の方、大変失礼言いました。ペコリ。