[2020年10月15日]
受験が近付いています。
多くの受験生は顔色が変わって頑張っています。
しかし、何度話し合いをしても生活改善ができず、成績向上に向かっていかない生徒が小数居ます。
1つは、小・中学校の「基本だけ学習」で「できる」「3」の評価があり、本人も学校と塾に『行っているだけで』学力はアップすると信じていますし、それを保護者にお伝えしても「でも、〇〇ちゃんも塾だけで合格できたから、家の子の方がまだ・・・」と家庭の協力どころか、私たちの指示を「程々で良いのよ」と、途中止めを許してしまっている場合です。
2つ目は、長時間、机に向かっていることで「頑張っているから…」や、親が仕事で不在の後の会話「勉強したの?」「うん。したよ!」「そう、じゃ良いわ」で済んでしまうことで、『どうすれば上手く誤魔化せるか』を学んでしまったパターンです。
これらを、保護者にお伝えすると「だって、私たちにも仕事があるし…」とか「だって、私たちでは勉強は教えられないし…」と叱られます。
仕事を辞めろとも勉強を教えろとも言ってません。
24時間監視をすることなんて不可能です。
指示を正直に行なっているかをチェックする仕掛けを家庭で作るしか無いのです。
ただ長時間、時間潰しをしていないか、必死感を持ってやってるかを後姿でチェックするしか無い」のです。
「家の子は家の子なりに頑張っているのです。分かってやって下さい」とか「まだ時間はあります。私は子供を信じています」言われる方も居られます。
私は分かってやれますが、受験は分かってはくれません。
私も信じて待ちたいですが、受験は信じても待ってもくれません。
大人が「言い訳をして庇う」から、生徒も変革のチャンスを無くしたのです。
こんなに失礼にもズゲズゲ言うと、ま〜〜〜た「あの人、勉強勉強って、勉強のことしか言わんねぇ。勉強だけできたら偉いとでも思っとるんかね」とまたまた言われそうです。
塾ですから勉強のことを言います。
志望校を聞いたのなら、当然、そこを目指します。
勉強のことだけ言ってません。当に、こうやって「心構え」と「行動」について言ってます。
「勉強が出来ても、人間力の無い人はダメ」が開校以来の私の口癖です。
事実を認めないで、言い訳や誤魔化しや悪口を言う人が当に、人間力…………………………………………………………止めときます。
余計批判の的になりますから。