[2020年10月21日]
日々の指導の中で、生徒に苦言を呈することは度々です。
本人は「やってるつもり」「出来てるつもり」「これ位で良い」「今まではこれでも良かった」「学校ではこれで…」と自信たっぷりです。
生徒同士や友達との会話を聞いていても、何かを言われたりされたりしても「えぇっ、だって、こうじゃない?」「私はこれで良いと思ってる」と、絶対に自分の意見を曲げない生徒。その友達曰く、「あの子、周りが『違う』と言っても、絶対に認めないんよ」だそうです。
その子に何度注意しても、行動を変えないし、「絶対に今日中にやるように…」と指示してあった事も無視して、やってないので強く叱責したら「私はもうダメなんじゃ」「私には無理なんじゃ」と突然の『悲劇のヒロイン』。
最近、このパターンの「自称、『私はすごく良い子』」が増えています。
その中のある生徒に、再度注意した時のことです。
「はい」と素直に返事はしてくれたのですが、その目が全く笑っていないのです。
むしろ『分かってるがなぁ。やるって言ってるじゃん。何度も何度もしつこいなぁ』と感じてしまったのは私の思い込み、悪意、偏見でしょうか?
「はい」と返事をすることだけを大切に「良い子」や「素直に従ってる子」を求めてきたのは誰なんでしょうね?