[2020年11月13日]
以前から何度も何度も同じことを言ってます。
古くからの愛読者の方(だから、そんな人、本当に居るのか?)は、ま〜た、同じことを言っている。と思われるかもしれませんが、やはり経験を重ねれば重ねるほど確信になっています。
成績アップには「素直」「正直」「コミュニケーション能力」が必要です。
素直は、出来ていないこと、間違っていること、勘違い等を指摘された時、上辺だけのごまかしをせず、受け入れて行動することです。
これが出来ない生徒が最も多いです。
正直は、自分に都合の悪い事や、面倒臭いことをごまかさず、またごまかした事を嘘を言わず認める。心と上辺が違う「良い格好」をせずにキチンと言うことが必要なのです。
教室を一歩出ると「見えていないからバレないだろう」と思っている生徒が多いですが、私たちを舐めないで頂きたい。それ位はキチンと見抜いています。
コミュニケーション力は、相手の言っている内容を完全に理解する努力と、自分の考えや思いを正しい言葉で正確に相手に理解してもらえるように伝える能力です。
つまり、歳相応の『日本語力』です。
「何かこんな感じ」「多分こんな感じ」で相手の言葉を適当に聞いたり読んだりするから、勉強が分からないのです。
正確に伝える努力をしないから、「語彙力」も「文章構成能力」も培われないので記述力も読解力も付かないのです。
これを言うと「えっ、家の子、普段、キチンと会話してますよ」と言う方が居られますが、日常の会話は記号やシグナルだけでも通じます。日本語力とは別物です。
単純な話です。
3歳から5歳児でも、出来てる子は居ます。
小学校5〜6年の生徒にも、凄くキチンと出来ている子もいます。
つまり、『歳相応の総合的人間力』が無いと勉強の成績は上がりません。
勉強だけ出来ていれば人間力があるかと言えば、それはあまり期待できません。
しかし、人間力が備わった生徒は、短時間でかなりの上昇が見られました。
これって、社会人になった時の「充てにされる人」「信頼される人」によく似ていますよね。