[2020年12月4日]
昔から、「子は親の鑑」と申します。
子供を見ていると、その子の親が家でどんな行動をしているか、どんな考えをしているかが分かるという意味ですよね。
他には「この親にして、この子あり」も同様の意味です。
近年増加中と感じるのが
「あの親にして、あの子あり」
「あの親だから、この子になった」です。
問題行動を起こす、もしくは指示を軒並みスルーする生徒の現状・実状をお母様にお伝えするために面談をする機会を作ったり、逆に電話を頂いたりするのですが、この時のお母様の対応で、生徒の行動の根拠が見えることが多いです。
私が、必死で問題点をお伝えしているのですが、「それのどこが問題なんですか?」と、逆に叱られたり、「あぁ、そうですか。帰ってゆっくり子供と話し合ってみます」で、後日生徒に聞くと、『別に、お母さん、何んも言わんかったよ』とか、『子供に聞いたんですが、そんなことは無い。先生に言われたようにチャンとやってるそうです。』とか『先生が怒るから、塾変わりたいって言ってますから、今月でやめさせます』の電話を頂く始末です。
「どうすれば勉強ができるようになるのか」をご存知ないのか、「分かっていない子供の言葉を過信しすぎているのか」真実は分かりませんが・・・。
大切な子供を、「信じられない他人」に丸投げして自分は知らんぷり。後は、『私は間違っていない』とお母様のプライドを主張すれば終わり。
何んか、問題行動の子供をみているように感じたのは私だけでしょうか?
たぶん、そうでしょうね。だって私はかの有名な「変なおじさん」ですから・・・。