[2021年1月14日]
新年になり受験も本番。
ぼちぼち結果も出始めて、私たちも悲喜こもごもの日々です。
その中で、毎年若干居られるのが、私たちを「ただの道具」や「お金で動く機械」の様に思われている方々です。
当然、受験指導や進路指導のため、夏や秋に、生徒の現状や今後への課題。志望校への考えをお訊ねする面談へのお誘いを行なっています。
大概の保護者はお越し頂けますし、私たちの考えを聞いて頂けますし、お家の意思も教えて頂けます。
しかし、来られない、連絡も無い、生徒も知らないって言う、何時・何処に願書を出すのかも分からない。
しかし、『今すぐ書いて!』と「推薦書」等の塾への要望は突然持参されます。
しかし、その推薦によって受験した結果のお知らせは頂けません。
勿論、お金を頂いて、勉強の指導をしています。成績向上を目指しています。「機械仕掛けの流れ作業」はしていないつもりです。
大手塾のような「教えたから出来ろ。出来ないのは生徒が悪い。私たちは悪くない」のつもりはありません。
途中も結果も親戚同様(ひょっとすると、それ以上かも)に心にあります。
その生徒の将来を第一に考え、受験までと、直前と、合格後を考えて授業計画を立てて指導しています。
『受験が終わったんだから、後は知らん』なんて絶対しません。
しかし、受験も終わり、合格発表後になっても、結果報告はおろか(合否は講師が生徒にこっそり聞いて知っています)今後の予定を言って頂けません。
経験上、最悪の場合には「受験も終わったので今日で止めます」と突然、電話が入るか、「お母さんが止めろって言うから、今月で止めます」と生徒が授業の時に突然口にします。
私たちは、お金を頂いて勉強を教え、成績アップを目指すサービス業です。
「金払っているんだから、成績を上げて当然でしょ。」
「金払って受験をお願いしてるんだから合格させて当然でしょ」と言われると当然、最大限の努力をしています。
しかし、私が以前から言ってるように「聞いたら…」「習ったら…」「教えてもらったら…」「やらせたら…」勉強はできると思われている方。つまり『金で学力を買おう』とされている方。
それが可能なら、生徒皆〜〜〜んなが『東大』に合格できますよ。
勉強も受験も、本人・指導者・保護者がタッグでやるしか無いのです。
度々相談に来られたり、塾の考えを聞かれたり、保護者の考えや選択を教えて頂ける家庭の生徒は、確実に成績上昇をして、合格に向かってまっしぐらです。
しかし、その逆の行動を取られる保護者の家庭の生徒は・・・。
『任せている』と言えば聞こえは良いですが、『金だけ出して放置している』が現状ではないですか?
話を戻します。
私たちは「道具」ですか?「機械」ですか?
色んな考えの人が居ることは分かっています。
もし、そう思われているのなら、スタート時にハッキリ言っておいて下さい。
少しでも『落胆』が減りますので…。