[2021年3月9日]
我が教室の第一の考え方に「人間力が学力に!」があります。
歳相応の我慢。
歳相応の苦労。
歳相応の経験。
歳相応の継続。
歳相応の判断。等々です。
近年「飯が食える人間に」の言葉をよく耳にします。
私たちの言い分も同様です。
勉強だけできてもダメです。
スポーツだけできてもダメです。
社会で生きていく適応力と自己コントロール力が必要です。
「個人の考え…」とか「個性」って言葉を言い訳に使う人が多いですが、周りに迷惑を掛けてでも押し通す行動は「個性」とは言いません。「我がまま」とか「自己中」と言うのです。
当然、親は、この「人間力」をつけてやることが「子育て」の中心になるはずです。
しかし、近年「だって私が…」とか「他人のあなたには関係無い」とか「各家庭の考えが…」と何が何でも自分の考えを押し通す方が増えています。
子供が我がままで周りに適応していなくても「母親にだけ上手に甘え」て「上手に従っているフリ」をすると、嬉しくてしょうがない気持ちで何でも聞いてやる親のことです。
つまり、自分の機嫌をとってくれる「奴隷」か「ペット」を従えているようなものです。
子供も分かっているので「そうすれば、許してもらえるので、外と家では違う対応をして、嘘をついてでも母親の顔色を見る」ことをします。
こんな人間力の欠落した子供を「家の〇〇ちゃんは、やってくれます」「家の〇〇ちゃんが分からないはずはありません」「そんなことは…私が許可しました」と庇いに庇っていて、結果だけを求めて「喧嘩腰」で来られる方が居られます。
本人は自覚がありません。
も〜〜う、私たちはどうすれば……?