[2021年3月30日]
先日から1ヶ月近く、体験授業の申込や料金及び内容の問合せ、「子どもには確認してないが親が塾を捜している」的な連絡を連日頂いています。
勿論、仕事ですから我が教室を選んで頂けることは大変嬉しいことです。
「小5です」とか「中1です」けど、どうも心配です。って言われると、こちらも相談にのれますし、改善方法や時間はあります。
ありがたく受け入れます。
しかし、「4月から中3です」「今まで塾とか行ったことが無いんです」とか「今まで、勉強しろって言ったことが無いんです」とか「小学校では先生に『良い子』って褒められてたのに中学校になったら勉強しなくなったんです」って方が大多数です。
体験授業を受け入れて実力と現状を確認します。
「で、どこの高校に行きたいの?志望校は?」って聞くと、口を揃えて〇〇高校(偏差値50くらい)を答えます。
体験授業をした結果実力は偏差値30弱から40弱。
「頑張ります」
「言われたようにやります」
「素直に従います」
「絶対やります」
この言葉を一様に聞きます。
しかし、「頑張る」「やる」「従う」「絶対」の言葉の重みや定義をスルーして来たから現状の実力でしょう?
もちろん、全てを「経験から…」と切り捨てることはしません。
しかし、現状の中学校を見ていて、当たり前に学校に行って、当たり前に授業を聞いて、当たり前に宿題をして、当たり前の試験期間の努力をしていれば……ここまで実力が下がることは…。
「やってるつもり」「従ってるはず」「頑張ってる(幼稚園の定義)」って言葉だけでスルーして「頑張っている姿が美しい」とのきれい事を信じた結果が今でしょう?
その上「家の子、頑張るって言ってますから大丈夫です」「家の子ならは必ずやってくれます」終いには「何〜に、高い金払ってるのに…」とか「家の子はもうダメだって言うの?失礼な!」まで言われます。
お母さん。自身の学生時代はどうだったですか?
何にもしないで毎日学校に行ってるだけで成績がアップしましたか?
今まで、殆んど勉強をしてきていない生徒が、「塾に入れさえすれば、直ぐに偏差値10も成績アップするでしょうか?」
「優しい先生となら・・・」とか「相性の合う先生となら・・・」と当然の様に言われる方も居られます。
そんな訳ゃあ無いでしょう?
全てが個人の好みに全て適合するような人生を歩んで来られたのですか?
勉強なんて「面白くない」「面倒臭い」「しんどい」「我慢」の典型的なものです。
それを真剣にやり遂げた人だけが「勉強できる人」になれるのです。
簡単にお金で学力が買えると子どもに教えても良いんですか?
何〜んて、少し言葉が過ぎましたね。
ごめんなさい(ペコリ)