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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2021年5月4日]

あの〇〇が変わらなければ・・・20210504

「家の子(中1)、一人では何にも出来ないから私が…」
「家の子、集中力が続かないから、何十分も強制しないで…」
「家の子、我が侭で口答えばかりで全然勉強しないんですが、きつく叱ると折れてしまうので、優しく優しく説明してやって下さい」
「家の子、中学になったら学校が疲れた疲れたって言うんです。塾の曜日と時間を検討して貰えませんか?}
「家の子、新しく習い事を始めたので、塾の時間を〇〇曜日の□□時に変えて貰えないと続けられません。それ以外の日も全て別の習い事で埋まっていますから…」
「(子供が嘘をついていても、塾の指示を無視していても)家の子、塾の▽▽の指示が嫌だって言うんです。あれは価値無いと思うので止めて貰って、別の方法で成績を上げて下さい」
「家の子(中学生)、まだまだ小っちゃいので、塾で指示された事が分からないし覚えられないらしいのです。子供に言わずに、私に電話して頂けますか?」
「家の子、クラブが第一で、勉強は期待していないんです。子供の夢を叶えてやるのが親の責任なので、勉強を強制しないで下さい(後で本人に確認すると、高校になったら練習が厳しくなるので加入するつもりは無いとのことでした)」
「家の子、21時まで頑張るとお腹が空くので、これを渡して下さい(と、18時頃に持参されました。生徒は『もう、恥ずかしい』って鞄に入れてました)」

どうですか?

色々居られるでしょう?

こんな方々は「サービス業だから、客の要望を全て叶えて当然でしょ?」「私を満足させて、気持ちよくお金を払いたくなる様にして」と言われますが、私は殆んどの場合、嫌な顔や退塾を覚悟して、ハッキリと「問題点と原因」をお話しします。

以前、ある中学の教頭先生2名と別々に話す機会がありました。
どちらも共通して言われたのは「いくら子ども達に注意して話して聞かせても、〇〇が自分の感情で許してしまうので、当然子ども達は守りません。先に〇〇の指導が必要なんですが、実際には無理ですもんねぇ」でした。

さあ、ここまで来ると『あの〇〇』には何が入るか確実に分かりましたよね?

そうです!
〇〇は『母親』です。

私たちの教室にも、元々のポテンシャルは高いのに、「甘やかされて」「褒められて」「何でも叶えられて」「何をしても許されて」段々レベルダウンして行く子達が居ました(正確には今も少しだけ居ます)。

その時の私(たち講師陣)は心の中で思っています。

『あの親が変わらなければ、あの生徒は中々伸びないよねぇ』

と。

暴言ですかね?失礼しました(ペコリ)