[2021年5月14日]
教室では、入塾前に(細かいなぁ、面倒臭いなぁと思われる位)意識や行動やルールについて話しをします。
納得頂けない場合には、泣く泣くお断りする場合もあります。
逆に考えると、入塾頂いた方は、生徒も保護者も納得頂いたということになります。
ところが、入塾後、1〜2ヶ月で、色々な食い違いが生じ、3〜4ヶ月後に「退塾」の申し出がくることがあります。
「そこまで我慢するとは・・・」とか「家の子が嫌だって言ってます」とか「思っていたのと、何か違う・・・」が多いです。
正当な理由のように聞こえますが、それは入塾前に全部お話ししたことです。
「我慢を求めます」に対して「分かってるよぅ。出来るもん」と簡単に思っていた生徒が、今までの人生でやったことが無いレベルの要求に耐えられなかったとか、子供に求めたことが無い親が、「そうかそうよね、嫌なら止めたら…」が事実のようです。
よくよく聞いてみると、短期で退塾される方は、他塾を転々とされているようです。
自分は何も変えずに努力せずに我慢せずに、簡単に成績だけを上げてくれるものが『塾』だとの定義の親子にとっては、行く先々が全て「しんどい」でしょうね。
ましてや「我が教室」です。どこよりも我慢や変革を求めます。
そりゃあ、しんどいでしょう。
入塾間もない生徒ほど手が掛かります。
成績不振生徒ほど手が掛かります。
急激に成績アップしてきた生徒は手が掛かりません。
長期間、通って来ている生徒は手が掛かりません。
何故なら、私たちの注意を理解して、実行しているからです。
本人に自覚があるからです。
保護者も理解して頂いて、家でも声賭けを頂けているからです。
だから、「勿論、成績アップ」です。
じゃあ、短期で我が侭で退塾した生徒は、成績は???です。
「人には色々な考えがあるから・・・」とよく聞きますが、考えは自由です。
結果は当たり前のことしか起こりません。
「子供の気持ちを最優先」
言葉は綺麗です。
だから、成績が・・・。
またまた一言多かったです。