[2021年10月9日]
勉強嫌い
面倒臭い
楽したい
どうしたら母ちゃんを騙せるか
どうしたら母ちゃんにバレないか
先生恐い
宿題しなきゃ
小遣い欲しい
〇〇買いたい
いつの時代も、子供の考える事なんて同じです。
でも、昔(いつ頃の時代じゃ?)は、「怒られる」「バレたら…」「怖い!」「痛い!」の心理や現実がブレーキや自制心を作っていました。
しかし、近年の子ども達には『まったく』ブレーキの効かない子が激増中です。
教室を始めた頃の子ども達の性質とは別物と感じています。
原因は2つあると感じています。
1つ目は、親子関係の変化です。
「家の〇〇ちゃんが…」とか「家の子に聞いたら…」とか「まさか家の□□ちゃんに限って」とか「家の△△ちゃんが嫌がるんです」と、過保護(親ばかじゃなく、バカ親ですね)の域を超えた可愛がり様ですね。学校や塾にも、機嫌を取って『行って貰う』『お願いして…』を度々見かけます。
怖いものが無いんです。大人を舐めきってますよね。自分の天下だと思って生きてますよね。ブレーキなんて・・・。
2つ目は、世情といいますか、世の中の環境です。
何十万人に一人の「殺すまで虐待するバカ親」「周りを気遣う心を持たずに育って、自分の欲望だけを満たすバカ親」の『せい』で作られた変な法律や、「子供はちゃんと分かっている」とか「子供は強制せずに自分で判断させて育てる」とか「体罰反対」とかのきれい事を行政もテレビもマスコミも展開し、バカコメンテーターが真面目にきれい事を言うと、また「バカ親」がそれを真に受けて子供を叱らないどころか、学校や他人にクレームに行く。これらの行動が子供にプラスになるかどうかが分からないから「バカ親」って呼んでいるんです。
宿題しなくても、忘れ物をしても、提出物を出さなくても、指示を無視しても、約束を守らなくても、学校で他人のものを盗っても、何をしても絶対に「罰」や「仕返し」や「痛み」や「攻撃」や「責任」が来ないのです。
そのうえ、将来、進学や社会性に困っても、「金の力」や「「親のゴネ」で何とかなってしまうんですよ。
そりゃあ、子ども達は「自分が思ったことは、どんなことでも全て思い通りになる」と過信して当たり前ですよね。
「子供は地域の宝」とか「社会で子供を育てよう」と持ち上げておいて、その実『放置』しているんですよ。
そりゃあ、「自分はプリンス・プリンセス」と勘違いして、無視(スルー)するに決まってますよ。
それを早めに気付いて修正・訂正するのが親の仕事なのに、親が率先して「家の子は、ま〜だ、小っちゃいから」とか「その内分る時が…」と放置しておいて、いざ困ったら、学校や塾の責任と言う。
子供の現状は、親の現状でもあるんですね。
偉そうに「自論」「偏見」を述べて『すみません』