[2021年12月17日]
早期発見!&早期対応です。
生徒の言い分です。
「私はまだ、平均点より少し低いだけだから…」
「私より低い人がたくさん居るから…」
「次の試験ではもっと頑張るから…」
「だってクラブの練習が忙しいから…」
「受験生になったら本気でやるから…」
保護者の言い分です。
「次の試験では頑張るって言ってくれたから…」
「私は注意してるのに…」
「先生は『普通』って言ってくれたから…」
「今は〇〇(スポーツ)をやってるから仕方ない。その内…」
「受験生になったら頑張るって言ってるから、今は黙って…」
「テレビCMでも、受験直前でも間に合うって言ってるから…」
中学3年生になって、来塾された時に「ちょっと無理だなぁ」と感じた生徒に話を聞いたら、教えてくれたセリフの実態です。
教室のある地域の、地元中学の実態を余りにもご存じ無い保護者が多すぎです。
平均点を取っていても偏差値にすると、37〜8位なんです。
英語の定期試験で、毎回70〜75点位を取っている生徒が、模擬試験を受けると偏差値39でした。
偏差値37がどれ位のレベルかご存知ですか?
「おバカタレントランキング」とか「おバカな有名人の出身校」がネット上でたくさん掲示されています。真偽の内容や個人名についてはコメントしませんが、そこで用いられている偏差値が必ず「偏差値39〜33」位のカウントダウンで行なわれています。
つまり、偏差値39は「おバカ」に分類されるレベルなのです。
なのに、「まだ大丈夫」とか「家の子より低い子が居るから安心」は正しい判断でしょうか?
癌と比べることが正しいかどうかは分かりませんが、どんなものでも『早期発見・早期対処(治療)』が大切ですし、早期で安心な治癒に繋がるのではないでしょうか?
偏差値37になってしまった原因を明確にし、その原因を取り除いて新たな生活を始めないと、手遅れになってからでは文字通り『取り返しがつかない』ことになってしまいます。
1つだけアドバイスです。こうしたタイプの生徒には「優しい」とか「我慢しなくても…」とか「厳しくない」とか「宿題が無い」とか「一方的に教えるだけ」とかの塾では、余程の本人の大変革が無い限り中々戻れないことも同時にお伝えしておきます。