[2022年1月26日]
皆さん、「習い事」ってしてますよね。子供にもさせてますよね。
特に小学生には、ほぼ必ずと言って良いほど何らかの習い事をさせてますよね。
多く聞くのが「スイミング」「習字」「そろばん」「ビアノ」「野球(ソフトを含む)」「サッカー」「武道」「英会話」等々でしょうか?
特殊な所で「トランポリン」「楽器」なんてのも聞いた事がありますし、週に8回行っているなんてのも聞いた事があります。
ところで皆さん、それらはいつまで続ける予定ですか?
「子供に継続を教えるため」
「子供が楽しいって言うから…」
「何年も行ってるから…」
等々、お母様の言い分は色々あるでしょうが、金銭的負担もありますし、子供も成長して、やるべき事・やらなければならない事・生徒の状態によっては、どこかで止める必要が発生します。
「将来、幼稚園の先生になるから、ピアノは止められない」とかの明確な理由がある人まで全て『無駄だ。止めろ』と言ってるのではありません。
始めた理由は何ですか?
どうなる事が目標でしたか?
その目標は達成できましたか?無理そうですか?
それによって、本当に必要な事柄や時間を犠牲にしていませんか?
過大な期待で惰性で通っていませんか?
中には「勉強よりも楽しいから…」「宿題しなくても…」を理由に通っている子供を、嬉しそうに送迎している保護者も沢山見ます。
「せっかく長年通っているから…」を理由にされる方、師範や職業にできそうですか?
子供は今後の人生の予想はできません。知りません。
今だけの感情で判断します。
「子供が続けるって言ってるから…」だけを信じて良いのですか?
本当に『今必要』な現実を『親なら』冷静に判断するべきではないでしょうか?
受験生が本番直前に、習い事やスポーツに必死になり、宿題さえもやらない現実を見て来ました。
「勉強だけしていれば、他の事は不要」って言ってるのではありません。
続けて行ってる(子供は頑張ってるって言います)だけで満足して、必要な他の事を疎かにしていませんか?
続けて行かせてる(家の子、頑張ってる。チャンと行かせてる私って良い親って思って)だけで、何も考えずに満足していませんか?
「子供には無限の可能性が…」って言われます。
その通りです。
しかし、無限の金銭と無限の時間と無限の体力が続く訳ではありません。
ダラダラと沢山続けておられる家庭と、絞り込んで集中された家庭では、明らかに生徒の学力に差が・・・。
家庭の判断ですから、私が決定はできませんが、生徒に聞いてみると理由は殆んど2つです。
「母さんが止めさせてくれない」って言う『嫌嫌組』
「だって、勉強しなくても母さんが行かせてくれるから…」の『楽しいだけ』組
何なんですかねぇ?