[2022年2月9日]
我が教室にも、地元の小・中学生が沢山来てくれています。
「本当はこの生徒は早めに対処してあげた方が…」の生徒は来てくれません。
本人やお母様方にそれとなく聞いてみると『だってぇ、学校で平均点前後取ってるし…』とか『学校の先生が、普通ですって言ってるから安心』で、「塾なんて」必要無いんだそうです。
だから、成績不振で戻れなくなったのです。
色々説明する前に、はっきり言っておきます。
専門家じゃ無いので、ご存知無いのでしょうが、地元の小・中学校の普通は、国内全体で見ると「下層生徒」なのです。
で、その生徒や保護者様たちに話しをすると、度々返ってくるセリフが、またまた共通しているのです。
*塾に行けば・行かせれば、習えば・教えてもらえば、聞けば・言ってもらえば、『直ぐに』勉強はできるはず。『直ぐに』成績なんて上がるはず。
*受験が近いから、「まぁ、受験までの間だけでも塾に行かせるかぁ。受験が終われば『もう必要無い』から止めさせれば良いから…」と、数ヶ月前に突然来られる親子。
*通うのは子供だから、子供が選んで子供が行きたいって言った所が子供に最適な塾。
*怒らないで、優しく子供が嫌がらない様に対応してくれる塾が良い塾。
*「家の子は家の子なりに頑張っている。それを認めて…」
(じゃあ、家の子なりにやりさえすれば、どんな試験も合格させてくれるんですか?)
*学校の教え方と違うと子供が嫌う。学校と全く同じ言い方で学校と同じ教え方で分からせて欲しい(だったら学校で分かるでしょ涙。だから別のやり方で…)
普通に(何が普通か分からない時代ですが…)考えたら、こんな考えや言葉を言ってるから成績が不振なんですが・・・。
こんな方たちは更に言います「家の子の成績が悪いのは、学校(行政)が悪い。」です。
最高に失礼で無礼で一方的に偉そうに言います。
こんな事を言っておられる保護者は、自分が学生時代に、こんなやり方をされていたんですかね?
自分の意見や考えに固執せずに、周りの意見や考えを見たり聞いたりすることが「学び」なんですけどね。