[2022年4月6日]
「私は分かっている」
「私は出来ている」
「私は頑張った」
「私は間違っていない」
「僕は優秀な方だ」
「家の子はよく頑張っている」
皆さん、度々耳にする言葉ですよね。
もしかしたら、自分で言ってる人も居ませんか?
これらの言葉は『評価』ですよね。
評価は『周り』や『他人』がする(してくれる)ものです。
それを、自分で勝手にするなんて・・・。
皆さん、毎日の生活の中で、判断や行動や我慢を続けておられるでしょう。その都度、自分を卑下し自分を責めていたのでは、生きていけないでしょう?
だからと言って、自分で勝手に評価して、過信している人が居るのも事実です。
それも増えているのは、間違った判断や間違った行動をしてしまった人や、異常な『過大評価』をしている人なのです。
間違った行動をしている人。間違った判断をしている人。周りに迷惑を掛けている人。ほど自己評価が高いのです。
周りの顔色や皆んなの空気に『振り回されて』『顔色ばかり窺え』って言ってるのではありません。
自分の意見や考えや行動が間違っていて、周りに迷惑を掛けていないかを、周りの誰かに確認した方が良いのでは無いかと言っているのです。
ところが、間違った判断や間違った行動をしていながら、自分を過大評価している人ほど「私は、人様に後ろ指を指されるような事はしていない」と言われます。
周りに聞いたり、振り向いたりをせず、自分を過信して突き進む癖になっているので、そりゃあ、万が一指されていても見えないでしょうね。
また、「私の”ツレ(仲間)”に聞いたらGOODだって言ってたもん」と、井の中の蛙状態の方まで・・・。
自分の知識や経験を増やしたければ、「耳に痛い」言葉を言われるかもしれませんが、年長者や経験者の詳しい人に聞かないと分からないと思いますよ。
私自身も、周りの方に色々聞かれると偉そうに色々と評価してお答えしていますが、自分の事になると、できるだけ誰か2〜3人の声を頂くようにしています。
こうした「周りの言葉を素直に受け入れて考えてみる」ことと、「自分の言動を冷静に振り返ってみる」「できていなければ反省して、即行動」の意識は、『勉強ができるようになる』に繋がっているのですね。
昔の人は良い事を言っています。
「人の振り見て我が振り直せ」です。