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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2022年5月12日]

またまた言われました〜〜涙20220512

またまた言われてしまいました〜〜(涙)
『厳し過ぎる』『家の子のためにはならない』です。

「聞いてる」「書いた」「丸になった」「覚えて来た」「えっ?今はそこじゃ無い」と小学低学年的な行動と意識の生徒に、何度も『違うよ』と注意を続けていました。「覚えた」って言っても、その表は覚えたかも知れませんが、文中では使えません。式と等式の「名前」は分かったかもしれませんが、問題を見て、それがどちらかは瞬時には判断できません。その上、2週間後には忘れています。
スタート時に状態と問題点・改善点・対処法を細かくお伝えしました。
保護者からは、早めに学校レベルになって欲しい旨の要望がありましたので、「じゃあ、少し厳しく言いますから、我慢して頑張って行きましょう」とお伝えすると「分かりました。頑張ります」と生徒・保護者から返事を頂きスタートしました。

講習会等の話です。必要以上の荒稼ぎが目的では無いので、数学は通常の授業と宿題で何とかしようと通常授業だけにしましたが、英語は入口の基礎の基礎が入っていなかったので、通常回数プラス2回を提案すると、保護者から「何で英語のプラスが必要なのか?何で数学はやらないのか。根拠は?」と電話が入りました。
現状と進度、それに掛かる時間等を説明し、その時には納得(?)して頂きました。
後で聞いた話では、本人と保護者にすると「英語は出来ている。数学が苦手。なのに英語をプラスして数学が無いのは納得が…」だったそうです。
当然、その後のテストでは、数学はそれなりに、英語は微増だけの結果です。私たちの予想は間違ってはいませんでした。

どうも、生徒と保護者の言い分では「数学は計算は殆んど解ける。応用や関数や図形題が解けないから苦手。教えて欲しい。」
一方英語は「学校の教科書の本文の訳や単語の意味は授業で聞いたので分かるし書ける。大丈夫!」だったらしいです。

私たちにすれば「計算が出来てもその次が出来ないのは分かってないのと同じ。ただし、一センテンスが短いので説明して繰り返せば…」。一方英語は「教科書本文は授業で説明・解説するので分かって当然。保育所の塗り絵とは意味が違う。模試やプリントで使えなければ分かって無いのと同じ」認識なんですが、その親子は『学校の授業さえ聞いていれば良い子。それで点数が伸びないのは教える方が悪い』のだそうです。

そりゃあ、私たちが求めているものは「とんでもない高レベルの問題」になりますし、それをやってくれないからと注意すると「厳し過ぎる」ってなるでしょうね、

いつから小学校低学年方式の「授業で先生が説明した『まんま』を書けば『勉強してる』ことになるが中学でも高校でも導入されることになったのですか?

これらの「世間の勘違い」を指摘すると、『頭、おかしい』とか『古臭い』って言われることが続いているのです。

私も「優しい」「楽しい」「嬉しそうに通っている」と言われる様な「結果」の事など考えずに機嫌だけをとって、「お月謝を沢山頂ける良い塾」を目指した方が良いのでしょうか?
そんな行動でお金を受け取るなんて、多分、私の精神が壊れ始めるんじゃないかな?

前記の保護者の最後の言葉が・・・・・・
「家の子のことを思うと、止めさせることが最良だと思う」でした。

塾の経営・運営責任者としては、『止める』の言葉はビクビクものですが、これからも「独り善がり」と「思い込み」を信じて、耐えてみようかと思いました。

本音は、涙 涙 涙 涙 涙!ですよ。でも、「強がり」ます。