[2022年5月17日]
子ども達に
「学校の授業をチャンと聞け」
「塾の先生の説明をキチンと聞け」
「お家で、お母さんやお父さんの言ってること(指示・注意)をしっかり聞け」
「人の話をキチンと聞け」
って、度々注意しています。すると返ってくる返事は一様に
『聞いてるもん』です。
子ども達に
学校で指示された事をキチンとやれ
塾の先生の指示した作業をキチンとやれ
指示した内容を確認してしっかりやれ
暗記や復習を言われただけやれ
って、度々注意しています。すると返ってくる返事は一様に
『やってるもん』『できてるもん』です。
でも、現実は「ついさっき言った事も分かっていません」「何度指摘してもやってくれません」が現状です。
もちろん、この様な生徒の成績が上がることは難しいですし、中には下降傾向の生徒も居ます。
どういうことでしょうか?
大人の人なら「聞く」ってどうすることでしょうか?
当たり前の解釈なら「言われた内容を理解して、その内容を自らの意識に落とし込み、その内容に沿った行動に結びつける準備」ではないでしょうか?
ところが、俗に「聞いていない」って言われる子ども達の現状を見ていると、「音波としての振動を鼓膜で感じた」だけで、『意識も聞くための行動も、増してや内容を吟味しているとか内容を理解しようとか勿論その行動はどうすれば可能か』なんてことには全く関知していなくて、事実として「聞いた」と言っているのです。
同様に、「やる」という行為にしても、内容・意識・時間・到達レベル等、相手が何をどの様に求めているのかではなく「私はやっている」で終わっています。
そりゃあ、いくら周りが頑張っても・期待しても「成果」も「結果」もでないでしょうね。
考えられる原因についてのお話しは次回・・・。