[2022年5月29日]
近年の「成績不振者」の特徴に
『分かった』=『出来る』と勘違いしている部分があります。
先生「分かった?」
生徒「うん。今度こそ分かった」
で、プリントやテストでは同じミスの繰り返し。
先生「今日、分かったのなら、家で復習して覚えとくんよ」
生徒「今度こそ大丈夫よぅ(で復習しないで放置)」
先生「前回、復習して覚えとくように言ったよねぇ?」
生徒「おっかしいなぁ。分かっとったんじゃけどなぁ」
で、又々同じことの繰り返し。
学習態度や生活態度の間違ってる生徒に「説教」をして、
先生「今度こそ分かったんか?」
生徒「分かりました」
の直後に、又々同じ行動を・・・。
つまり、『分かる』=『できる』と信じて疑わないのです。
今まで、ず〜〜〜っと、そうやってきたから成績不振なのです。
保護者にも同様の考えの方が居られます。
親?「子どもは分かったというのですが、テストでは取れないのです」
親?「学校のテストでは取れるのに、模擬テストではさっぱりなのです」
親?「真面目に聞いてるのに先生が怒ると子どもが言うんです。優しい先生に変えて下さい」
親?「子どもは授業で分かってると言うのですが、点数につながらないのです。あの先生の教え方が・・・」
親?「野球(サッカー)の練習が忙しいので、家で宿題なんかしなくても良いくらい、塾でしっかり分からせて下さい」
ね?
心当たりがあるでしょ?
言ったほうですか?
聞いたほうですか?
私たちは、このような噛み合わない会話を『日本語が分かって無い子(親)』と呼んでいます。
そしたら、当然、またまた、そうそう・・・・・・叱られました。