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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2022年7月4日]

変わらない・変われない生徒20220704

沢山の「誤解している?」or「意図的に・・・」指導・指示に従わなくて成績が変化しない、もしくは直ぐには少しだけ上がっても、短期間でリバウンドもしくは、受験直前に下降続きを経験した例をお話しします。

これらの話を生徒・保護者にすると、「そうなんですか?知らなかった」とか「クラスの皆んなの話を聞いて安心していた」と受け入れて頂けた人は当然のように改善されていきました。しかし「私はそんなことは無い」とか「家の子は大丈夫」と速攻で反論して来られた方や、「受験までの間だけでも聞いてる”ふり”をしておけば・・・」の生徒・保護者の末路は・・・。

では、下降を続けた例を列記してみます。

*注意や指示をすると、「はい」と返事は良いのだけど、聞いていないし、直す気も無い。返事をして聞いてる良い子を演じているだけ。

*書け!控えろ!等の簡単な指示や表面だけは従うが、本心から「何のため」「その後どうするの」を分かろうとは・やろうとは思ってくれない。

*勉強や生活改善への優先順位を離しても、「だってクラブが・・・」「だって野球が・・・」「勉強やってるから良えじゃん」と本人の好みや今までの優先度を絶対に変えない。そこを指摘しても、後日確認すると、やっぱり無視して自分の思いを優先させて変わろうとしていない。「結果は決めたまま」で相談や報告をしているのです。

*勉強も、好きな科目や簡単に終われる科目”ばっかり”やって、嫌い・苦手な科目をいつまで経っても放置。本人曰く「その内やる」「その気になれば直ぐにできる」これでは何〜〜にも変われません。晩秋まで「嫌い・嫌い」で放置しておいて、年末から「映像授業」の塾に行き、結局何も変わらなかった受験生も居ました。無理ですよね。

*自宅勉強にしても、内容や目標達成よりも、「あれを書いた」「あれが終わった」「〇〇時間もやった」と小学生の宿題レベルを繰り返している。

*塾で聞いたりしても、「今度こそ分かった」「だから次は出来るはず」「もう安心」と一番ダメな『■■ぱなし』勉強を続けています。「聞く」のは最低限です。分かるのはスタートです。その後「覚える」と「使えるまで一人で演習」が勉強ですが・・・。

*本人に何度「やってるのか?」「何が分かった?」「どう考えてどうするのか?」「今度こそ実行しろよ!」と何度も何度も何度も話しても従ってくれない生徒は「やっぱり・・・」な結果です。本人は「分かってる」「出来てる」「やってる」【つもり】なのですが、細かく確認してみると日本語の言葉の意味が理解できてなかったりします。それをも指摘すると「そんなことは無い」と猛反撃されるのは生徒より保護者の方が多いです。
意図して放置・無視・スルーする生徒にも確認すると、「だって今までは・・・」「学校では・・・」「別にクラブは止めさせられないし・・・」「攻撃されないし・・・」と、現代の《きれい事社会》にどっぷりの象徴のような答えが返ってきます。

これらの【悪い例】に1つでも当てはまる生徒は、変化に中々の時間が掛かります。勉強を受け入れる、勉強を聞く「土作り」からしないとダメだからです。
ましてや複数個該当する生徒は、今直ぐに、意識も行動も180°どころか540°変える気にならなければ、私たちの知っている『最悪の将来』を経験することに成りかねません。

残念なのは、これらの事実を一番ご存知ない(実感が無い)のは、成績が伸び悩んでいる生徒より保護者だということです。

あ〜〜っ、またこれを言うと「絶対なん?」「全員が?」「失礼な!」「偉そうな!」と叱られるのでしょうか?
先に謝罪しておきます。ごめんなさい(ペコリ)