[2022年9月1日]
夏休みが終わりました。
2学期に向けて生徒募集活動が活発化しています。
我が教室もご多分に漏れず折込チラシを用意しています(近くの〇〇〇塾の様に資金力が無いので回数は少な過ぎですが)。
それらのチラシを見て、以前聞いたお母様方の会話を思い出しました。
「〇〇中学 □□人合格」
「■■大学 ◎◎人合格」って書いてあると、『やっぱりすごいねぇ。あそこに行かせると□□人も〇〇中学に合格できるんよ」「だったら家の子でも行けるよね」との会話。
イエイエ!この地域に何教室在るのかご存知ですか?
それら全てでの数でしょ?
ここの教室だけでそんなに合格してる訳がないでしょ?
ましてや、本校の受験熱は相当高いし・・・、こことはレベルが違うでしょ!
と、突っ込みたくなりましたが、大人の対応(?)で我慢しました。
中2男子数学35→85点。中3女子英語40→90点 云々、が多数列記してあるチラシ。
全国展開のチェーン塾の本部で印刷しているチラシに、教室名だけを入れて折込しているチラシを見て
「あそこの塾に行ったら、私(家の子)も直ぐに点数アップ出来る筈」といわれている保護者(生徒)。
突っ込むのもバカらしい位の理解ですよね。
こんな勘違いをしてもらえるのを分かって、上手く逆手にとって嘘のチラシ(言葉が悪いですね。ペコリ。誤解してもらい易い表現のチラシ編集)をすることは、商売としては正しいのかもしれませんが、それで結果が出なくても、教えている先生の気持ちは・・・・・・?
私は耐えられません。
勉強も商売も正直が大事だと思いますがね。
近年は「正直者だけがバカを見る」「正直者だけが損をする」「ギリギリのズルを思い付くのが賢い証拠」なんて風潮が強いのが気になります。
こんな屁理屈は「負け犬の貧乏塾の遠吠え」ですかね?
はい、すみません。