[2022年9月15日]
先日「指示に従わない」「平気で嘘を言う」「人によって言い訳を変える」「自分のやり方を絶対変えない」を何度注意しても改善が見えないどころか、慣れてきて更に磨きが掛かってきた生徒の対応について、生徒に「保護者に塾で言われたことを伝えて、これから何を変えていくのか話し合って来い」と叱責しました。
この生徒には、以前から同様のことがあり、保護者を交えて3者や4者面談を行なってきました。
一週間後に何事も無かった様に塾に来て、平然と席に着くので「話し合ったのか?」と聞くと「話し合った。頑張れと言われた」で終わりでした。
一般論で考えるとそんな筈は無いと思い、更に一週間待ちました。
それでも何も反応が無いので、休日にお宅に電話してお母様に経緯と事実をお伝えし、「今日、1日あるので話し合って頂いて、対応を考えて頂けませんか?夜にでもお越し頂いて結果を教えて下さい」とお願いして夜を待ちました。
夜、来られて開口一番「自分の事なんじゃけぇ、自分で考えて自分で結論を出しと、子どもに考えさせました」と。
それで結論を聞くと「子どもが『多分、これからも嘘を言うし、無視は直らん。このままだと思う』と言うし、親はどうにも出来ないし、ここまで少しでも学校の成績が上がったので、もう大丈夫だと思うので、塾を止めさせます」との結論でした。
解説が必要ですか?
担当の先生にそれを伝えても、担当では無いが隣で毎週見ていた先生たちも「?????????」「なんだかなぁ?」でした。
私が度々「塾長のひとりごと」に書いている事象の典型的なものですよね。
それを伝えても言っても叱責しても、本人は「自分は違う」と思っていることが一番の問題なんですよね。
生徒も・・・保護者も・・・。