[2022年9月30日]
成績不振や伸び悩みの生徒を指導する時に度々起こることです。
「何でかの理由をしっかり聞くんよ」
「何かこんな感じで、表面だけ聞くんじゃないよ」
「今日帰ったら、家で絶対覚えてくるんよ」
「今日こそ宿題をしてくるんよ」
「高校生なんじゃけぇ、中学生みたいに家での勉強時間が1時間とかはダメよ」
原因はここにあるのだから、生徒のやり方や性格が分かったら早くから指摘・指示を行ないます。
初回から厳しく・きつく・大声で言うなんて非常識はありません。
初めのうちは、優しく小声で笑顔で指示します。
勿論、生徒も「はい」って返事をしてくれます。
これが2度3度、2ヶ月3ヶ月経っても同じことを同じ様に従わずに、いつまで経っても「はい」で済ます生徒がいます。
いわゆる「スルー」「無視」「聞き流す」です。
当然、私たちも叱り方が厳しく・きつく・大声になり始めます。
すると、生徒は『初めて言われた内容』のような顔をして、不服そうな表情になったり、泣き出す子もいます。
翌日くらいに、保護者から「家の子、チャンとやってるのに先生が怒った。塾に行きたくないって言ってます」との電話が入ることも・・・。
初回から、ガンガン叱りつけたり怒鳴ったりするような『変態の先生』なんて居ません。
絶対実行してくれないと『変化』『上昇』を叶えて挙げられないことしか求めていません。
なのに、優しい時には『気軽に』無視しといて、叱られたら泣く。
『赤ちゃんか?』とか『今まで家でどんな対応を・・・』と思ってしまいます。
勿論、1〜2回で直ぐに実行して成績アップや受験合格確実の生徒も居ます。
定期テストで30点アップを普通に手に入れている生徒も居ます。
しかし、前記の『無視』『泣く』『保護者の電話』等の生徒・保護者ほど「こんなに何ヶ月も来てるのに・・・」とか「志望校は〇〇って言ってあったのに・・・」とか「何で塾に言ってるのに、テストの点数が下がるの?」なんて《訳の分からない・理不尽なお言葉》を頂戴します。
従ってくれないし、成績アップに逆行していれば段々厳しく叱りますよね。
お家でもそうですよね。
当たり前のことを当たり前に求めると、クレームや『まるでイジメ』の様に言われます。
何か、理不尽な扱いです(涙)