[2022年11月20日]
「家の子は必ずやってくれるはずです」
「家の子は良く出来る方です」
「家の子は小学校の先生に褒められるんです」
「家の子は中学校で90点も取るので〇〇は得意です」
「家の子は中学校で90点も取るので〇〇は完璧に理解しています」
「家の子はクラブと勉強を両立しています」
「家の子は今度こそやるって言ってくれました」
「家の子は頑張る子です」
「家の子は嘘は言わないです」
何度も何度も聞いたセリフです。
このセリフを親御さんが口にしていたのに、本当に『出来て』『成績上昇』した生徒は数えられます。
ここで、一つ一つ全部指摘や反論することは不可能ですが、本当に『やってて』『聞いてて』『素直に変わってる』生徒なら、必ず成績アップしています。
『家の子、まだ小っちゃいから』とか『その内分かる筈』とか、事実を受け入れて頂けない方も居られます。
「そんな事無い」って指摘すると、「えっ、そうなんですか?私は知らないから…」と熱心に聞いて、実行する話し合いを家庭でやって頂いた親御さん。その家の子は必ず成績upしています。
「あんた分かったん?ちゃんとするんよ」と、全部子供の「せい」にして、お母様は何〜んも変わらないパターン。これは、結果はお話しなくても分かりますよね。
今日びのこのご時世。医者でもお客様に気を使いながら言葉を選びながら喋らないとダメな御時勢、私ごときが指摘しようもんなら「失礼な」「偉そうに」「そんなことは無い」の反論?口答え?反撃?勘違い?が数倍で返ってきます。
そんなこと無いのに、何で結果が出ないのですか?
そんなこと無いなら、どうして模試であんな点数なんですか?
生徒が思い通りに成績アップしないから塾に来たんじゃないんですか?
生徒の成績に不満や不安があって塾に来られたんじゃないんですか?
結果を変えたいなら、やり方も変えないと・・・。
何も変えずに『塾に行かした』という事実だけで安心しているのですか?
それでも、しつこく指摘を続けると返ってくるセリフが・・・
「別に、勉強だけが全てじゃ無いし」
「勉強よりも健康が大切だから、スポーツが優先」
「聞かれたから志望校は一応言ってみたけど、最初からダメなら□□でも充分だと思ってたし・・・」
生徒に現実を教えて、保護者にも現実をお知らせして、今後の人生にも使える方法の指導をすることは、社会の大勢は求めてないのですか?
目先の学校の点数や目先の中学・高校入試の薄っぺらいテクニックを優しくご機嫌取りをしながら教える塾が大盛況ですよね。
あっ、これを全部正直に言うから叱られるのか・・・反省するべきかな?