[2023年3月3日]
成績不振者や、学校の「甘え」の中で「自分は違う」と勘違いして何にも変わろうとしていない生徒(保護者も一部含まれることもあります)の言動に、又々共通項を発見してしまいました。
勉強でも、学校の予定でも、家庭のことでも、保護者の確認事項でも、ほとんどに共通して、話始めに
「何か・・・」
「多分・・・」
「こんな感じ・・・」っていう言葉が付きます。
これは『枕詞(まくらことば)』ですか?『接頭語(接頭語)』ですか?
意味を持たないけれど必ずつける慣用のもの(例;かぼそい の”か”)
勉強中に用語や公式を聞くと、必ず「何か・・・」って答えます。
正確に理解・暗記している生徒は接頭語なんて無く、ストレートに答えます。
次に
「だって学校では・・・」
「だって学校の先生は・・・」
「その言葉では・・・」
「そのやり方では・・・」
「私は覚えたけど・覚えたのと違う聞き方だから・・・」
「それは私には関係ないから・・・」
「だって子どもに聞いたら、そう言うから・・・」
と返事や受け答えの後にこんな言葉が付いてくると、「・・・」の後に何が隠れているか分かりますよね。
そうです「だから私は悪くない」の言葉が接尾語のように付いてきます。
つまり、入り口の理解が『雑』なのが少しだけ自覚があるので、予防線を張る「接頭語」をつけて、理由を言ってる体をとりながら、責任転嫁の「接尾語」を付けて言い逃れをしているのです。
言葉に音としては出てきませんが「・・・」の後に付けて頂ければ会話が成り立つと思います。
何んか……叱られない・楽にごまかし続ける『知恵』を身に付けて生きていくの、【しんどく】ないですか?
逆に言えば、何でも誤魔化し続けていても許される環境で、成長を望めるのなら、私もそんな環境が良いなぁ。
どなたか、そんな「理想郷」の場所を教えて頂けますか?