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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2023年3月11日]

プリンス?神様?20230311

近年、どんな指示をしても、どんな話をしても、どんな約束をしても、どんなことをしても、ニコッと笑顔で「はい」って良いお返事をして『徹底的に無視』する小・中学生(少数ですが高校生も)が増加中です。

生徒たちに色々聞いてみると、本人たちに悪意は少なく(ここがポイント)今まで生きてきた環境で【これで何も困らなかったから・・・】が生徒たちの価値観・感覚であり、原因のようです。

学校で、宿題を忘れても、提出物を忘れても、先生の「止めなさい!」を放っといて続けても、放課後児童クラブで指示に従わなくても、子供会の役員の注意に従わなくても、通学路の交通指導員を舐め切って話しかけても、どれにも【罰】はありませんし、【責任】は取らされませんし、もちろん絶対に【攻撃】されることなんてありません。
「子どもは地域の宝」の言葉を、正に都合良く真に受けて、自分のことを【大切なプリンス or プリンセス】と勘違いしているようです。
【大人は子どもの為だったら絶対に腹を立てずに、何度でも何時でも奉仕して許してくれる奇特な存在】との認識があるようです。

それを子ども達以上に【真に受けて】、「家の子は普通」「家の子はそんな変な事は考えて無い」「家の子はその内やってくれる」「家の子は分かっている」と、子どもとの遣り取りを【面倒臭がって】放置している保護者。
子どもを過信しているのか、自分の無知を認知していないのか「家の子は大丈夫。だって本人に聞いたら【大丈夫】って言ってたもん」と先送りして手遅れになって学校や行政のせいにする保護者。
最悪なのは、生徒の行動や意識の改善や確認などせずに、家庭教師や塾を転々とさせ、【金の力】だけで何とかして、自らは嫌な思いをせずに通り過ぎようとする保護者です。

子どもは大切です。
そんな事は分かっています。知っています。
だから甘やかすのですか?だから自由(放っとく)にさせるのですか?

これから、自分が手伝ってやれなくなっても、子どもが自力で真っ当に生きていける「力」と「意識」を嫌われても嫌がられても付けてやるのが、本当の『子育て』じゃないのですか?

放っておいた結果が、先日、21歳になっても、回転寿司屋での迷惑動画を撮りネットにアップして逮捕された後「この行為が犯罪になるとは思わなかった」と言うような無知で幼過ぎる人を作ってしまったのではないでしょうか?

「必要な金と食事(餌)とを与えているから・・・」を主張される方も居られますが、それは『子育て』とは言いません。

じゃあ、何と言うのか?

ここでは書きません。聞きにお越し下さい。

いつもいつもストレートに嫌われる内容ばかりを呟いてすみません。ペコリ。