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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2023年4月1日]

授業時間延長は「悪」?20230401

塾ですから、我が教室にも「授業時間」という決まりはあります。
〇時◇分から▽時◎分のようにです。

勿論、先生方も時間を見ながら授業内容を微調整しながら定時丁度に終了するようにしています。

その事についての話です。

月謝を頂いているので「適当に早く終わらせる」なんて絶対にダメです。
更に、生徒が分かってくれなければ意味がありません。
「ついでに、ここまで」とか「これだけは説明しておかないと・・・」とかの状況で、『ピッタリの時間で・・・』は中々難しいのです。
「生徒の反応が遅かったので、思ったより時間が掛かった」なんてこともあります。

勿論、理想は毎回ピッタリ始めてピッタリ終わることでしょうが、人間のやることです。中々思い通りにはいけません。申し訳ないです。

しかし、これに対しても色々と反応を頂きます。

10分位終了時間が遅れたら時のことです。
「まだですか?いつまで待たすんですか?」
「これから行くところがあるんです。早く終わらせて下さい」
「何で予定通りにできないんですか?」
と中に入って来られて、お叱りを受けました。

勿論、事前にお聞きしていれば、何とでも調整することは可能でした(極端な言い方をすれば、時間を短くすることも・・・)。
なのに、生徒自身も何も言わなかったどころか、この後何があるのかを知らないことも多くあります。

何人かに聞いた経験では、多いのは「スポーツの練習」「家族の外食」「お母様の買い物」です。
確かに、生活はそれぞれですから「何でも塾を立ててくれ」とは思いませんが、分単位でスポーツ時間を守るのなら、生徒の出席時間や、宿題も守って頂きたいものですよね(あっ、余計なことを・・・すみません)。

子どもに予定や時間管理をさせず、全部お母様がされているんでしょうね。子どもは『神輿に乗せられて連れて行かれるだけ』の状態らしいです。

だから、自分のスケジュールをシュミレーションもコントロールも出来ない『赤ちゃん的な中学・高校生』が増えているんです。

逆に、10分くらい前に来られて、15分遅れでも「じ〜〜っと待たれている(申し訳ありません。気を付けます)方」も居られます。そんな方ほど『無料で延長して頂いてありがとうございます』と言われます。

別にお礼や感謝が欲しい訳ではありませんが、機械や映画ではありません。生身の生徒を相手にしています。理想通りにピッタリを保証はできません。
ただし、自転車で1人で帰る女生徒をいつまでも引っ張ることはダメです。分かってます。

それを、前記のように「お叱り」を頂くと【じゃあ、毎回早く終われば良いの?】と反発心を持ってしまう私は「悪」ですか?「我がまま」ですか?「偉そう」ですか?

って、愚痴を言ってる段階で偉そうですね。
ごめんなさい。ペコリ。