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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2023年4月20日]

他人の意見は無視すれば・・・20230420

仕事上、子どもへの対応が間違っている場合、勉強方法が間違っている場合、勉強時間が間違っている場合、勉強とは?聞くとは?分かるとは?「やる」とは?の言葉の定義が間違っている場合には、生徒に(近年は保護者にも)具体的にお話しして、修正や改善をして頂くようにしています。
「あぁ〜。そこまではしてなかった」
「学校では私以下の人が居るから、まだこれでも良いと思っていた」
「見えてないから、バレないと思っていた」
「今まではこれでも何とかなったから、これでも良いと思ってた」
と、素直に聞いて受け入れて改善点を相談してくれる生徒。
「こうなら出来るんですが、これではダメですか?」と具体的に意見・相談をしてくれる生徒・頂ける保護者。
当然、目的を理解しているので、改善意欲もありますし、他人の意見を聞いて「少しでも考えてみる」気持ちがありますので、短時間で何らかの改善が感じられます。

一方、性格なのか何なのか分かりませんが、何をどのように説明しても、例を挙げても、将来どれ位困るかを経験を基に話しても
「そんなことは無い」
「はいはい、って言っとけば良い」
「やってる(つもり)」
「出来てる(つもり)」
「分かってる(つもり)」
「バレなければ良い」
「家までは来て怒らないから・・・」
「私(保護者)じゃ無く、悪いのは子ども」
「だって子どもが・・・」
「悪いのは学校でしょ」
「悪いのは行政でしょ」
と、兎に角他人の言葉を受け入れる気持ち・習慣が無い生徒(近年は保護者も増加中)は改善・改革・上昇など起こりません。
分かりやすい言葉で言うと『無視』『スルー』です。

そりゃあ、そうでしょう。

「習う」「学ぶ」の基本は、他人の言葉を聞いて理解して実行することです。
日常から「何かこんな感じ」「多分こんな感じ」「もう、うるさいなぁ。バレんようにこうしとこう」「偉そうに・・・」「失礼な!」と他人の言葉を【聴く】意識と習慣が無いと学べませんし、変われません。
社会の中でも大人になっても周りから『こいつ、ダメだ』と思われます。大人はみんな口には出しませんが、思われている人は沢山居られます。
当然、その言われている本人は全く気付いていませんけどね。

子供は宝。子供には無限の可能性が・・・。の言葉を否定するつもりはありませんが、過大に勘違いして無限に『放任』して、最低限の義務や我慢を強いていないように感じます。

自由・権利・個性の言葉が確立すればするほど勘違いの人が増えているように思う私は、やっぱり「古臭い」「頭おかしい人」ですかねぇ(涙)