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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2023年5月29日]

保護者の行動と生徒の反応は・・・20230529

最近(近年も含めて)の体験授業や何度注意しても何も変化しない生徒の話です。
成績不振生徒に、具体的に「今度はこうしろ」とか「二度とこんなことをするな」と注意して叱責してやらせることがあります。
何度か注意しても「無視」なのか「勘違い」なのか「自己評価を過信」なのか分かりませんが、行動してくれないことがあります。
勿論、すぐに実行してくれる生徒は短期で改善が見えますが、上記の無視生徒は当然、何にも変化が無いどころか、下降することが大半です。
その状況を保護者にお伝えすると反応が両極です。
前記の上昇生徒の保護者はご想像の通りです。
成績不振生徒の保護者が2極なのです。
一方は「そうなんですか。すみません。知りませんでした。子どもとしっかり話し合ってみます。これからも言って下さい」と生徒の将来を第一な反応を頂けます。
ところがもう一極の方は「はい、子どもに言ってみます」とか「子どもに聞いたら、チャンとやってるって言ってます」とか「そんなに悪いことばかりでは家の子は、やる気が・・・」と生徒と同様に私たちが悪の標的です。

体験授業で小学生がプリントの60%〜80%しか出来なかった時に、保護者と生徒を同伴で何が原因で現状の何が不足しているかをお伝えすると、先刻の保護者様と同様の二極の反応です。
「そうなんですか?そりゃあ大変。知らなかった。学校の先生は言ってくれないから・・・」の反応の方はまだまだ学年が低いので、直ぐに上昇します。
しかし、もう一方の保護者さまの反応は、私には理解できません。
「何?そんなはず無いです」「家の子は学校では超優秀なんです」「だから塾に入れれば〇〇中学(偏差68)に入いれるんじゃ?」と言われます。
後日「子どもに聞いたら、厳しい塾は嫌だと言うので▽▽塾へ」とか「□□塾なら〇〇中学の実績があるから・・・」と言われました。

保護者様(生徒もですが・・・)は、何を根拠に、そんなに自分の考えや行動に自信(過信?誤解?)をお持ちなんでしょうか?
専門家じゃ無いのですから、『知らない』ってことは当然ですし、恥ずかしいことじゃ無いのでは?

地域の実状や生徒の実状や改善点をお伝えすることは間違っているのでしょうか?
それよりも、「きれいごと」や「気分良く・・・」なるように『美辞麗句(ある意味嘘?)を言うことが、近年の保護者の多くが望まれている流れなのでしょうか?

変な事を言ってすみません。