[2023年7月31日]
「家の子は普通です」
「家の子の学力は普通です」
「家の子の勉強方法は普通です」
「家の子の勉強量は普通です」
「家の子は学校の中では普通に見えます」
「家の子の行動は皆んなと同じです」
これらの発言やご意見を批判するつもりはありません。
しかし、ここからが“大”問題なのです。
「だから、〇〇高校(偏差が15不足)にお願いします」
「だから、〇〇中学(偏差が25不足)か◇◇中学(偏差が18不足)へお願いします。ダメなら▽▽中学(偏差が10不足)でも我慢します」
「だから、普通の高校(偏差が10不足)に行けば、頑張るって言ってますから、公立の◎◎大学(偏差が20不足)ぐらいは行ってくれるだろうから・・・」
これが“問題”で無くて何ですか?
全国学力テストの結果を見ても、広島県は中程度です。
その県内で、「福山市」は断トツのビリです。ぶっ千切りのビリです。
市議会の質問題材にあげられるほど問題なのです。
の状態の中で“中”って、本当の中ですか?
小学校で『普通』『中』って状態で、簡単に中学受験できますか?
そんな学力で、簡単に高校受験が上手くいけますか?
正しい勉強方法や正しい勉強量。正しい説明の聞き方や応用方法の経験が身に付いていない状態で「塾に行けば・・・」「教えてもらえば・・・」受験には簡単に合格できて、「予備校に行けば・・・」「専門学校に行けば・・・」誰でも簡単に資格が取れて、採用試験に受かって、大学が安泰だとお思いですか?
さらに細かいことを言うと、現状の地元小・中学校の授業とテストの実状は、テストのための授業であり、「聞いた・・・」「言われた・・・」「習った・・・」ことだけ理解できていなくても書ければ「〇」で得点になります。本当の実力になって、外部テストや模擬テストで【普通】の得点が取れるのは一部の生徒だけなのです。
「計算が速いから算数は得意」とか「英会話を習っているから英文法は大丈夫」なんて勘違いの代表です。
生徒に注意をすると「やってるもん」「わかってるもん」「これで良いもん」と拗ねるからと、黙って放任している保護者。
学校で、テストの点数が我が子より低い生徒が沢山居るからと安心しきっている生徒・保護者。
普通って何でしょう?何についての普通でしょう?誰に確認をした普通なんでしょう?
将来や何年も先のことまで、すべて知っている生徒なんて居る訳がありません。
現状の「半径2?」の生活圏から一生出ずに生きていく予定の方は問題ありませんが、一般的にはそうはいかないでしょう?
思い込みや、プライドを捨てて、一度素直に私たちの話を聞いて下さい。