[2023年9月14日]
「お母さん。子どもの事、見てますか?」
「お母さん。子どもの性格、分かってますか?」
こんな言葉を掛けると、大多数の方に
「何〜に、偉そうに!失礼な!」
「毎日見てますよ。何ですか!」
「自分の子どもの事ですよ。誰よりも分かってますよ!」
とお叱りを頂き続けて十数年経ってしまいました。
係わったどんな生徒でも、全員の成績をぐんぐんと引き上げるスーパー塾に成れたら理想ですが、まだまだ夢半ばです。
しかし「お金だけ頂いて成績は二の次・・・」って言う、放置塾にだけは成りたくないと日々苦悩・激闘をしています。
この「塾長のひとりごと」にも、事実・現状を書けば書くほど「失礼な!」「何〜に、偉そうに!」「訳の分からん塾に、偉そうに言われたくない!」「えっ?じゃあ、私が悪いの?」「そんなことは無い。家の子はそこまでヒドく無い」と露骨なお叱りの方が増えてきています。
聞いて頂けたり、相談して頂けたり、受け入れて頂ける方のほうが少なくなっていってます。
この「〜ひとりごと」には、間違っている例。勘違いの例。これさえ直して貰えれば必ず改善される例を書いてきました。
誰かを批判したくて書いている訳ではありません。
学校や子供の現状をご存じない方や勘違いをされている方は仕方ないです。専門家ではないので。
しかし、間違っているのに『私は知っている』『私は分かっている』『私は出来ている』と矛先がこちらに向かうことが増えました。
勉強を聴く習慣や態度が出来ていない生徒を「〇〇ちゃんが行ってるから、家の子も必ず上がる」と受験・進学専門の一斉塾に通わせている方。行き帰りや、授業中に無駄話や別のことをしているのを見たことはありますか?聞いた・書いた・終わったからと、家で定着・復習していない生徒を!
宿題が終わってもないのにゲームをしている子に「あんた、宿題、終わったん?」「うん。終わったよ」「そう。じゃあ良いわ」と確認をしもせずに許している方。
夏休みもあと少しになっているのに、宿題をやりもせず、答えを写して〇して「終わったぁ」って言っている我が子を放っている人。
定期試験中で、クラブが無く、時間に余裕があるので自由に遊んで、提出物の答えを写して終わらせただけの我が子を「試験勉強してるのに成績が上がらない」と擁護している方。
「母さんにバレなければ、怒られなければ他所で何をしていても見えないから・・・」と母親の顔色だけを気にして、話した内容など聞いていない生徒を放置している場合。
保護者が「子どもと話し合ってみます」と言われます。聞こえは良いですが、子どもは「うん、分かった。今度はちゃんとする」と【神妙な顔して返事だけしておけば許される】と内容の理解や次回からの行動など考えていません。
本当に理解している生徒は、直ぐに変化が見えます。
「も〜〜う、何回言っても聞かないんだから・・・」と言われる方も居られますが、そんな子は聞いていないどころか、会話の内容そのものが多分理解できていません。
「子どもを信じるのが親の務め」と言われますが、分かって努力している子は、トコトン信じてあげて下さい。
先生や他人どころか、親までもスルーして楽してその場逃れが許される世の中です。
表面だけでなく、もっと、しっかり見てあげて下さい。
しっかりと、性格や行動を確認してあげて下さい。
ここまで、はっきり書くから嫌われるのかなぁ?
だから「あそこじゃ無くても、塾はいくらでもある」って言われるのかなぁ?
ま〜〜た、お母様の怒りに火を点けて、生徒が減らなければ良いけど…。