[2023年10月5日]
「私は今までこうやってきた」
「僕は今まで、これで何とかなった」
「今まではこのやり方で点数は取れたのに・・・」
「今まではこれでも怒られなかった」
「家の子、今までは良い子だったのに、新しい担任との相性が・・・」
「私は今まで、子どもにはこれで接してきた」
「今までは成績上位だったのに、進学した途端・・・」
こんな言葉を使ったことはありませんか?
こんな言葉を子どもが使っているのを聞いていませんか?
口から出さなくても、思ったことはありませんか?
このセリフを使っている生徒(保護者)で、成績上昇したのをほとんど見たことがありません。
そりゃあそうです。
今まで(過去)は、年齢も内容も求められるものも低いです。
その経験を根拠に、上昇・変化を求められているのに拒絶しているのです。
分かれ道はここです。
「違うよ」と一言注意してあげると、「えっ?そうなん?じゃあ、どうすれば?」と聞き入れる素直な気持ちをもっていれば、直ぐに改善・変革するに決まってます。
「そんなこと無いもん」「私(家の子)は間違って無いもん」「今までは、これで何とかなったもん」では、徐々に対応できなくなって当然ではないでしょうか?
失敗した人の例をお話ししましょう。
「今までは、学校に行って聞いてる『だけ』で、何とか点数は取れていた」と言う小学校6年生。
「先生が言ってる事『だけを書いておけば』丸がもらえた」と幼稚園レベルのことを主張する中学生。
「分からなければ、全部(式も答えも)先生に説明してもらって、覚え解けば受験も大丈夫」と言う中学生。
「宿題も復習も公式の暗記も用語の区別も、いくら先生が指示しても、放っておいても何とかなった」と言ってる中学生。
「中学受験で合格(偏差45をギリギリ)したから自分は賢いし、有名中学なんだから、『学校が何とかしてくれる』」と、毎日、学校に行って座ってただけで、成績が下がり続けて、止めていった中学生。
「入塾時に比べて偏差値を15も上げて、有名高校に合格した途端、『もう大丈夫、高校が何とかしてくれる』」と勉強時間が中学時よりも減り続けて、目に見えて成績下降した高校生。
「本人がやる気にならなければどうにもならないので、待ってます」と彼此8年も放置して今になって『何とかして・・・』と言われる保護者。
「生徒が返事だけで、決して我慢・行動をしないので『やる気が無いなら成績を下げて困れば良えが』」ときれい事を言われる保護者。
「家の子、小学・中学とず〜〜っと成績上位だったから、家の子のやり方を信じてます」と言われる保護者。根拠は何ですか?
「お兄ちゃん、お姉ちゃんと同じように育てたのに、この子だけ成績が伸びない。この子のやる気の問題で、私の今までの子育てに問題無い」と言われる保護者。
どうですか?
どこかで見たり聞いたり、時には言ったりしていませんか?
外から冷静に眺めていると気付くのかもしれませんが、こんな言葉を言ったり行動したりしている人が激増中なのです。
勉強の方法や意識や行動は、2000年も前からハッキリしています。
それを行なっていれば結果は当然のように・・・。
出来ていない人ほど「そんなことは無い」「私は・・・」「だって今までは・・・」「失礼な。家の子は・・・」と言われますね。
自分が変わらず、他人のせいにして、周りに文句ばかり言って、金の力で何とか、もうお願いしたんだから…………云々。の親子。
だからですよね。
じゃあどうすれば…………?
簡単です!話し合いの後で、私たちが提案します。