[2024年2月14日]
前回文と同様の内容ですが、こちらはもっと「えげつなく(今風の言い方ではエグイ)」変化しています。
やはり当時の原文のままに転載させて頂きます。
『私たちは、ただの「道具」ですか?
1月の中旬現在の今、受験が始まっています。
続々と志望校の試験に向かい、結果も続々と出ています。
今の所、全員受験した学校には合格しています。
何ヶ月も「無料」の自習室を使い、「無料」で質問教室で教え、「無料」で結構な量の資料やコピーを生徒の要望によって渡してきました。全ては、生徒の学力向上を考えての事です。
なのに、なのにです(またまた愚痴ですみません)
「この、無料質問教室を月1000円って言ったらどうする?」と生徒に聞くと、「来ん(来ないの意)」の一言です。「何で質問するのにお金を払うん?」と、塾の存在を全否定する発言まで…。
更に、我教室の先生方は特に人間味に溢れている人ばかりで、生徒の受験結果を、「我が子」の事の様に心配して、発表日には何度も何度も私に「まだ連絡はありませんか?」とメールをして来、心配しています。
なのに、なのに、なのに、結果連絡をして来る生徒は僅かです。
別の日の登塾時に聞くと「えっ?連絡せんといけんの?」と、私たちの存在や心配は眼中に無い様子。
「お家の人が、電話しときって言わんかった?」と聞くと、「別に…」とか「塾にはええ(しなくても良い)じゃろ」の答えだったらしいです。
たしかに私たちはサービス業です。
サービス業とは、金銭対価を頂いて、相応の効用や満足などの役務行為を提供する業務です。されど、無制限かつ無償で全ての要望・要求に応え、便宜を計らうのがサービスとは思いません。
最近の「言わなきゃ損。言って叶えば儲けじゃん」や「金払ってるんだから客でしょ。金払ってるんだから客が偉い」の風潮には「うんざり」です。
私たちは生徒と一緒に闘っている同士だと思っています。
結果を生徒・保護者と一緒に「喜び・悔やみ」たいと日々思っています。
特に教育の基礎は「人間作り」です。
キチンと、「素直」「正直」「相手の考えを分かる」を身に付けないとダメだと思っています。
なのに、家庭で「損・得・楽」の価値観話を最優先にされたら、成績向上も中々・・・です。
私たちは「生徒の結果は考えず、ただ勉強を一方的にだけ教えて、集金だけを考えていれば良い」ですか?(まぁ、そんな塾が多いのも事実ですが…)
そんな簡単な事で良いのなら、事前にハッキリそう言って下さい。
私たちは直ぐに「機械」「道具」になりますから…。
そんな事を本当に思っている人が、私の周りに居ると思うと「寂しい」ですね。』
いかがですか?
あなたの周りにこんな方は居ませんか?
だからこの地域の学力は以上に下がっているのですね。