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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2024年2月22日]

・・・過ぎて追い込まないで!20240222

♪「しなきゃなんて無いさ、しなきゃなんて嘘さ」♪
最近、テレビで度々流れているCM(?)広報(?)です。

追い詰められたり、自分を追い込んで自殺したり精神疾患になるのを防止する目的らしいです。
とても大切なことですし、私も賛成です。
頑張って頑張って限界まで頑張っても、たった一つのミスを指摘されて更に自分を追い込んで自分の責任と思ってドンドンマイナス思考になって病気になる。
そんなん、ダメです。自殺はダメです。誰かに聞いてもらうことや、誰かに愚痴ることは大切なことです。
一人で何でも抱えて解決なんてできないです。

ここまでの話は、当り前の人の当り前の行動の当り前の価値観に対して、私なりの考えや賛同の意見です。

問題なのはここからです。

やってる人ほど「もっと、もっと・・・」って思ってしまいます。
頑張ってる人ほど「もっと、もっと・・・」って頑張ります。

逆に、最低限のことさえもやって無い人ほど「やってるもん」「できてるもん」「限界だもん」「出来る範囲で良いじゃん」「人それぞれじゃん」「個性じゃん」「テレビでも責任を感じすぎるなって言ってるじゃん」って言います。
「クラブで疲れているのに宿題なんか無理」とか「どうして、何に役立つか分からない勉強をしなきゃいけないの」とか「私は頑張って毎日学校に行ってるのに、それ以上をまだ求めるの?」とか「私の気持ちや私の頑張っている姿を認めてくれない」とかの、訳の分からない主張だけは次々に出てきます。

生徒だけではありません。
宿題をしない生徒、時間や締め切りを守れない生徒、幼稚園生レベルの行動や責任感の生徒の現実を保護者にお伝えすると、「だから、私にどうしろって言うんですか?」とか「私も仕事が忙しいんです」とか「私には私の人生が・・・、すべての時間を子どもに使うのは・・・」とか「人それぞれ、できる範囲で・・・」とか、私には理解のできない反応を言われる人が。

もっと信じられない人は、「一々子どもの行動はいいから、勉強だけ教えて成績を上げてやって・・・」とか、「通うのは子どもだけど、お金を払うのは私なんだから、私の勝手でしょ」の人まで・・・。

改めて標題の話に戻ります。
頑張って、追い詰められて、おかしくなり始めそうな人、「もっとしなきゃ」なんて思わないで!
まだまだ、私の責任だ!って休みも睡眠も削って頑張っている人、「誰かを頼ることは正しいですよ」

頑張っても無いし、やってもないのに「やってるもん」「出来てるもん」って言い訳ばかりで先送りして周りの責任にしている人、「しなきゃ!」「最低限のことぐらいやらなきゃ!」「頑張らなきゃ!」です。