[2024年3月30日]
「自分が変わらないと何も変わらないよ!!」
「今までと同じじゃあ、今までと同じ結果しか出ないよ!!」と、言い続けています。
当然のことですが、何も変えずに何となく過ごしてきた生徒や保護者ほど『変わろうとしている』と言いますが、そのようには見えません。
スタート地点の成績なんて関係ありません。私たちの指示や注意をどれだけ真剣に受け止めて、本人たちがどれだけ本気で変わろうとしていたかが、すべて結果に表れます。
*小学5年から不登校だった子が、高校は特進クラスに合格し、大学卒業後には夢を叶えてエンジン設計の仕事をしています。
*中学から高校に掛けて不登校気味だった生徒が出席日数不足で転校し、高校卒業認定試験を経て大学に合格し、現在は公立保育所で先生をしています。
*学習障害で「暗記」が大の苦手だった生徒が、毎日自宅で周りの生徒の5倍の時間を掛けて覚え、高校は進学校に合格し、今は夢だった『職人』として生きています。
*小学時代は「やんちゃ」が取り柄の生徒。保護者が無理やり中学受験をさせたら、周りの生徒にビックリして本気で勉強を始め最終的に『医学部』に・・・。
*「野球が大好きだから一生続けたい・・・」と絶対に塾をサボらずに国立大学に合格し、職場に野球部のある大会社で仕事をしている子。
*中学時代にごまかしたり放っといたりが日常だった生徒。随分叱って泣かせもしましたが、改心して公立大学に合格し、小学校の先生をしています。
*宿題や提出物を放置することが普通だった中学生。初めて本気で他人に怒られたのが塾長らしく、その後真面目な受験生になってます。
*何となく中学受験をして私学に通っていた中学生。勉強に対する考えが間違っていることを指摘し続けていたら、公立大学に合格できました。
*「頑張っている姿が・・・」「周りに嫌な思いをさせないように・・・」「本当は〇〇だけど、母さんが・・・」と気を使い過ぎて、形に拘っていた生徒に『意地悪な対応』をして本心を聞き出し、勉強のやり方や取り組み内容を指導し続けて、有難く国立大学に合格。
等々、本気で変わろうとしてくれた生徒や保護者たちは、皆んなが憧れるような進学先を手に入れてくれたり、なりたくても中々成れない夢の職種について頑張ってくれています。
これらは、本人たちが本気で変わろうとしてくれた結果です。
一方、【振り】だけして内心は何も変えて無い生徒。
見えて無いからバレないだろうと、塾を一歩出れば全て無かったことにしたり、やったように見える形だけ作って来る生徒。
塾に行ってるから、友達よりたくさん勉強してるから、その内上がるだろうと舐めている生徒。
「私の気持ちは・・・」「私の考えは・・・」と言い訳ばかりで、結局今までと何も変えない生徒。
別に無理して頑張らなくても今まで通りクラブには行かせてくれるから・・・の生徒。
別に無理して頑張らなくても今まで通り携帯は使い放題だから・・・の生徒。
別に無理して頑張らなくても今まで通り家から追い出されないから・・・の生徒。
別に無理して頑張らなくても今まで通り先生と親が何とかしてくれるから・・・の生徒。
このような「生徒の気持ちを優先に・・・」の流行りの言葉を利用して我がまま放題の生徒満載です。
時には、不登校の生徒に内緒で本心を聞いてみたのに、保護者が勝手に先回りして分かり過ぎてやっていた事が原因で生徒も楽に乗り続けていたパターンもありました。
保護者も「私の子育てを否定するの?」とか「じゃあ、私に原因があるって言うの?」ってケンカ腰で聞いて頂けないこともたくさんありました。「高いお金を払ってるんだから、塾で何とかしてよ!」の方も居られました。本当に保護者の対応が完璧なら、何故、生徒がこの成績なのでしょうか?
本気で結果を変えたいのなら、苦労や恥も覚悟で、本気で行動を変えないとですよね。