[2024年4月22日]
宿題や提出物やテストの答案の記入にはルールがあります。
答案には記入の条件が付いています。「単位を書け」とか「条件に変換して書け」とか色々です。
提出物も宿題も求められた形で満行にして書けとか条件が付きます。
一番大切なのは「読める濃さ」「読める大きさ」「読める字」で「正しい日本語」で書く必要があります。
近年、多いのが、
「氏名欄」が7?もあるのに2?位の小さい字で端っこに書く生徒。
「芸能人のサインのつもり?」って言う「読めない字」の生徒。
単位がポイントなのに、単位を書かずに「えぇじゃん、分かるじゃん」って言う生徒。
最悪な場合は、連立方程式の答えで片方だけ正解で、他方は不正解なのに、「半分合ってるんだから半分点数を頂戴」って言う生徒。
「書いたじゃん」「やったじゃん」「良いじゃんちょっと位」「私は頑張ったのに」「私の頑張りを認めてくれない」と、ルールに従って素直に行動することよりも、【私】を主張して『許してもらう』ことや『その場を通り過ぎる』ことに意識があり、そこに注力していることが気になります。
私たちも『個性』や『上手・下手』があること位認識しています。
しかし、絶対ダメなことや、将来困ることは早めに認識して修正して欲しいので注意しています。
書くことだけでなく、会話や行動でもこの傾向は見られます。
「言ったじゃん」「聞いてるじゃん」「自分なりにやったじゃん」「覚えたじゃん」って、何でも『自分は正しい』とか『自分は間違ってない』と主張しさえすれば許して庇ってもらえると勘違いして、大切なポイントを軽く受け流している生徒ほど『伸び悩み』状態です。
「書いた」は、相手が読めて理解出来て用を成さなければ意味がありません。
「言った」は、相手に伝わらなければ意味がありません
「聞いてる」は、相手の意図と内容がくみ取れなければ意味がありません。
「分かってる」は、内容を理解してそれが出来なければ意味がありません。
学校では、いくらスルーしてても攻撃や反撃が来ないのを知ってるから【とにかく口答えして終わらせる】をしていませんか?
多くの「優しい」を売りにしている塾も同様です。
私たちは、鬱陶しがられるのを覚悟で注意を続けています。
保護者さまに、生徒への「注意や声掛け」をお願いしても、本当に言って頂けたのかな?と思うことがあります。
これも生徒と同じです。
伝わらなければ言って無いのと同じです。
言っても生徒が受け取って行動しなければ、言って無いのと同じです。
あっ!又々余計なことまで・・・・・・。いつもすみません。