[2024年6月23日]
以前から何度も『「聞けば・・・」「行けば・・・」「習えば・・・」「教えてもらえば・・・」って思っている人は、成績は上がりませんし、一時的に上昇しても直ぐに下降に向かいます』と話してきました。
「じゃあ家の子、ずっ〜とダメだったからもうダメね。無理ね」と極論で諦める方が居られます。
逆に、「家の子、宿題や提出物は遅れ気味だけど、学校のテストではいつも平均より15〜20点くらい上が取れてるから直ぐに何とかなるわね」と、変に安心される方が居られます。
現代の小・中学校のテストは、「事前の授業で、テストの式と答えを説明している」状態だと何度もお話ししています。
つまり、間違った意識や間違ったやり方をしていても、「試験発表期間中に集中して覚える力」を持っている生徒は、前記位の点数は簡単に取れてしまいます。だって100点取れるだけの説明を受けて、答えまで全部知っているのですよ。逆に75点や80点しか取れないのは覚え方が雑だからです。
と言うことは、習って3日後の小学生なら80点とか、習って1か月の中学生なら60点しか取れない生徒は、【終わったことは忘れても良いこと】の生活意識を持ってきたか、ハッキリ言って【授業を聞いていないですね】としか言えません。
そんな「適当」や「放っとけば良い」「後で親が何とかしてくれる」「何とかなる」「別に殴られる訳じゃ無いし」で【ごまかし】続けていては、今後の人生でどうするのでしょうか?
先刻から何度も言っていますが、現代の小・中学校では、誰もが簡単に「良い点数」が取れるような授業が行われています。なのに下がり続ける生徒は、日常に問題が有るようにしか思えません。昔の小学校でも中学校でも、先生が手書きでテストを作られていた頃なら、「あいつは賢いから・・・」とか「想像や閃きが苦手」とかの理由で多少の差が付いても納得できますが、今の「答えを100%知っているテスト」で何で?としか思えません。
ただし、高校受験、高校の授業、大学受験では今までの小・中学の授業方法やテスト勉強方法は殆ど通用しなくなります。
このことも何度も何度も皆んなに言い続けていますが受け入れて頂けません。
学校でも「適当に自己流」塾でも「自分流でほどほど」の生徒が生まれて初めて【見たことも無い問題を解かされる】のです。その時になって「知らな〜い」「こんなん習ってな〜い」って言っても遅いのです。
「優しい塾」「生徒のやり方に合わせてくれる塾」が人気ですが、一方的に喋って説明してくれるだけで、結局、生徒は適当に放置するのなら【学校と同じ】じゃないかと思います。
すごく失礼な言葉を使って分かり易く言います。
ただ単にやり方を知らずに成績が悪い生徒(通称;●★)は、やり方さえ変えれば簡単に成績が上がり始めます。しかし「放っとけば・・・」「黙っとけば・・・」「自分流で・・・」「自分のペースで・・・」で素直に頑張らず意地を張る生徒(通称;人間力が★◆)の生徒は、これからも本人の【変えたい気持ち】が湧かない限り変われません。
ま〜〜た、こんなに“大”“失”“礼”なことをハッキリ言ってしまった。マズいなぁ。
ま〜〜た「頭おかしい塾長」とか「偉そうなクソじじい」以上のお叱りを頂くんだろうなぁ(涙)