[2024年8月19日]
題名だけ聞くと、ものすごくキツい言葉ですね。
でも、社会の事実がそうなんですよね。
社会人になっての営業成績も、会社や事業の経営も、学校での勉強も、受験もそうですよね。
だから、「失敗したら、もう人としてダメだ」とか「勉強だけ出来ていれば、人として大成功」なんて言ってませんよ。
もちろん、「運」とか「環境」とか「タイミング」のような外部要因が影響することもあるでしょう。
しかし、それは微々たる可能性で、外から見ていると「あぁ、やっぱりな」と感じる行動や意識がたくさん見えます。
「私は私なりに頑張ってます」
「私は今までこれで何とかやってきました」
「私には、このやり方が合ってるんです」
「だって、学校ではこれ位で優秀な方だから・・・」
「だって、今までよりも勉強(時間だけ)してるもん」
「勉強ばかりじゃ身体に悪いから、たまには気分転換を・・・」と多すぎる気分転換や外出。
「もっと沢山聞けば(書き込めば)もっと出来るように・・・」
「このまま、続けて塾に行ってれば成績上がるはず」
「だから、高いお金払って塾に行かせてるんでしょ。必ず〇〇高校に合格させて下さいよ」
「家の子に合わせて教えてくれるって言ったじゃないですか」
「勉強、勉強では効率が下がるから・・・」と、やっても無いのに休憩の先回り。
「家の子はキチンとやってますよ。もっと、家の子を分かってやって下さい」
その通りです。おっしゃる通りです。人それぞれです。自由です。
しかし私たちは、生徒の現在の実力(学力)は分かっています。
そして、目標としている志望校のレベルも知っています。
到達しなければならない学力の差も分かっていますし、残されている時間も見えています。
試験の前日までにギリギリ到達できれば安心して頂けますか?そんな人は居ないでしょう?
残された時間と、日々『出来ていくもの』との競争です。
当然、人間ですから忘れていくのも計算に入れながら・・・。
私たちは毎回・毎日、具体的にやり方とやる量を指示しています。時には日々の家庭での生活の時間や学校での生活まで口をだします。
何故なら、間違ったやり方や意識のままで何年も来てしまったから現状なのです。
正しい結果を出すためには、正しいやり方を実行するしか無いのです。間違った意識や間違ったやり方、間違った量や間違った時間の使い方では正しい結果は出ないのです。
だから【結果がすべてです】と申し上げているのです。
生徒や保護者がすべて正しいのなら、正しい結果が出ているはずだからです。
理想の結果に届いていないのなら、正しいやり方が出来ていないのです。
「聞いたら…」「書いたら…」「埋めたから…」「先生が言った式と答えを赤ペンで書いたから…」
【次は出来るはず】と『保育所の塗り絵勉強法』を信じて実行している生徒の何と多いことか・・・。
『見えないから』『バレなければ…』『叩かれないから』『罰は無いから』と何にも変わらず【楽】をしている生徒の何と多いことか・・・。
自力で思い付いて、自力で組み合わせて、自力で対処・解決できる力を学力といいます。
これは、教科・科目が違うだけで、社会に出てからも使える力ですよね。
間違っているのに「とにかく沢山書いたから偉い」と生徒を煽てないで下さいね。