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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2024年9月27日]

〇〇ランキング ?1!20240927

「〇〇ランキング?1です」
「顧客満足度?1です」
「◇◇の▽▽ランキング?1です」
って、ネットの何とかサイトや個別のホームページにたくさん書いてあります。
「食べ〇グ」や「商品使用感想サイト」にも色々書きたい放題書いてあります。

悪口を言う人によると「テレビCM」を制作して放映する料金よりも、大量の【サクラ】に少額の手間賃を払って【星】を付けて貰う方がずっと安価なんだそうです。
ネット上に宣伝のためにたくさんある「ランキング?1」も、広告会社が恣意的にアンケートをする人を絞り込み、意図した結果になるようにしているのが多いそうです。
ひどいのは、思い通りの結果にならなかった場合には、集計するデータそのものを操作している会社もあるそうです。

検索エンジンで検索してみると、代金を払って意図的に上位に表示される(一般的にスポンサーサイトと呼ばれる)ものが『塾』では無茶苦茶多いです。
名前の前にマーク(記号)があるので分かるのですが、ご存じ無いとそのまま受け入れられるのでしょうね。

サイトにも意図的な情報が混在(恣意的な方が多いかも…)しています。
『JR福塩線、駅家駅に近い塾情報(我が教室の直近です)のサイトを見てみると、一番近い塾と2番目に近い塾、我が教室等は全く表示されずに、5番目に近いCMで有名な塾が最初に表示され、次には7番目に近い塾が表示されます。
その次は、駅から5?も離れた塾が表示され、次は8?も離れた教室が表示されます。
2番目に近い塾は、市内に何教室かあり、進学に実績のある塾ですが、それでも表示されません。

こういった現象は、ネットが中心になる前は、中古車の情報誌(カーと言えば〇〇)等で横行していたと聞きました。記者が取材に来た時に、幾ら払ったかが評価に反映されていたそうです。

昔なら「JARO(日本広告審査機構)」ってのがあったのですが、これらは民間のテレビ・新聞等が中心となり自己規制していたので当時は効果があったのですが、今は匿名性の高いネットの情報を【鵜呑み】にしている人が多すぎる為、規制の対象外になり、ネットの広告は【書いたもの勝ち】【ウソや誇大】も指摘しようがない現状です。

我が教室に資料請求や問い合わせを頂いた方に「一度、雰囲気や実態を見に来てください」とお願いすると『ネットの情報とパンフレットで、教室の良し悪しくらい判断できるから訪問なんて無駄な時間』とお叱りを受けました。

ネットや雑誌がすべて【うそ】だと言っているのではありません。
幾つかの情報源を調べるか、自分の目や耳で正しい情報を仕入れるしかないと言っているのです。

「口コミはダメ」って言ってるのではありません。「口コミで良い生徒がたくさん来てくれたこと」も事実です。
しかし、世情が変化していることも事実です。匿名性をよいことに誹謗中傷の何と多いことか。また、実態とかけ離れた耳障りの良いきれい事で客寄せ(騙しまでとは言いませんが・・・)をするCMやチラシ。「あなただけに特別に」「今だけ緊急で・・・」「良い情報は内緒にして自分だけの得にする」「悪い噂は風よりも早く・・・」などがそうです。
「自分のことは棚に上げて、相手のちょっとした事を、これでもかと誇張して吹聴する」のが誹謗中傷に該当します。

今更、ネット社会をやめるなんて不可能です。ただ、子どもを指導する立場にある「分別あるべき大人」が一番感化されてるような気がするのは私だけですかね。