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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2024年11月3日]

学校のテストの点数は・・・20241103

?「家の子、小学校のテストでは、大体90点〜100点なんです。あゆみ(通知表)もほとんど【よくできる】で優秀なんです。だから〇大付属福山中(偏差68程度)を狙ってます。お願いします」
?「家の子、小学校のクラスでは出来る方なんです。だから今(夏休み明け)からチョコチョコっと教えて頂いて、〇〇中の特進コース(偏差50程度)へお願いします」
?「夏休み明けに小学校の仲良しさんが中学受験をするって聞いて帰って、家の子も同じ中学に行きたいって言うんです。学校の実力は普通(テストは殆んど75点〜95点らしいです)なので、何とか今からでも同じ中学にお願いします」
?「家の子、中学のテストでは大体平均点は取れています。だから普通レベルの〇〇高校(偏差48程度)へお願いします」
?「家の子、中学では大体80〜85点を取ってくるんです。だから『今までより少し頑張るから最高位の〇〇高校(偏差62程度)へ行きたい』って言うんです。お願いします」
?「家の子、小学校から【英語】は良く出来るって褒められてきました。だから中学からは数学だけで充分です。将来は〇〇高校(偏差62程度)を考えていますのでお願いします」
?「家の子、中学校のテストではいつも35点〜50点位なんです。今から(4月)入塾させますから最低でも〇〇高校(偏差45〜47程度)へお願いします」
?「家の子、中学校のテストでは大体90点以上を取ってます。余裕で〇〇高校(偏差62程度)位入れますよね。将来は国立大学以外考えていませんので、必ず〇〇高校には入れて下さい」

以前から何度もお伝えしていますが、地元の小・中学校のテストでは実力は測れません。教室のある地域は県内でも有名な成績不振地域です。学校の先生が悪いのではなく普通レベルの授業をしても、生徒がついてこないのです。必然的に授業レベルやテストのレベルを下げざるを得ないのです。

勉強はルールや用語や単語を理解して覚えておき、問題に応じてそれらを組み合わせて答えに辿り着く作業です。ところが、現在の学校の授業は、テストの解き方と答えを板書で解説しているようなものです。つまり完全に覚えておけば、分かって無くても小学では100点、中学では90〜95点は取れるはずなのです。
つまり、正しい学習意識と学習方法を身に付けていない状態で、高得点しているのです。
やる気満々で自ら疑問を持ち知識を取りに行く位の生徒なら半年や1年で偏差値を10位上げることは可能ですが、「何かこんな感じ」とか「よう分からんけど、これはこう書いとけば良いんじゃろ」の生徒は、まず【やり方】からの修正が必要なのです。
「有名な進学塾に行けば、テクニックを教えてくれて、直ぐに上昇する」とか「あぁ、大丈夫ですよ。うちに来ればみんな成績アップしますよ」と優しいとか儲けを第一に考えているところでは、上昇出来る生徒は【一握り】だけです。

地元小・中学校のテストは、授業の単元確認テスト状態で、通知表の評価を決める素材になってしまってます。出来て当然。ほとんど書けて当然なのです。
点数では受験の実力は測れないのです。

因みに、前出の生徒の予想偏差をお伝えします。あくまでも長年の経験からの予想です。個々の生徒の実力は、授業か模擬テストで測ってみるまで分かりませんが・・・。
?は偏差40かな?1年やそこらで、偏差を30近く上げられますか??は42〜3かな?4か月でどこまで届くか。?は可哀そうですが35位かと。もっと早めに対処してあげないと・・・。?は、偏差37〜38位かな?中学テストの平均は全国の平均ではないですよ。?は45位かな?一見優秀に見えますが、問題のレベルが・・・。?は英語の偏差は50以下です。だって文法よりも、ノート丸覚えなんだもの…。?はとっても可哀そうです。偏差30〜32ですね。早めに対処しないと高校受験なんて・・・。?でも偏差53〜57しかありません。
これが現実です。学校のテストの点数で安心や過信をしていると後々の落胆が大きく・・・。

丁度時間となりました。その原因と対応・改善方法のお話は別の機会に・・・。