[2025年3月10日]
こうして「塾長のひとりごと」で、日々の事件(?)や出来事をお話ししていると、親しい友人や成績上昇中の生徒の保護者、他府県の知人や学校の先生方から度々言われる言葉があります。
それが
【そんな人居らんやろ!】
【こんな非常識な大人は・・・】
【こんな幼い・わがままな中学生は居らんやろ!】
【何で文句言うぐらいなら、塾来るの?】
【受験するなら、学校より塾の判断の方が正確でしょ!】
【こんな失礼なセリフを、本当に他人に言う人が居るの?】等々です。
私は、この仕事を始める前は、全く違う業界に居ました。
ですから、大卒直後から「どっぷり」と業界に居られて、先輩方から色々教えを受けてこられた方々と違うのは、『すべて私が体験・経験したこと』限定の話だということです。
入塾頂いた生徒・保護者だけでなく、入塾の説明を求められたり、指導方針を聞きに来られたりしただけの方も含まれています。その証拠に登場した個人の氏名も私の中では明確ですよ。
もちろん、【絶対】【絶対】【絶対】【絶対】個人が特定されるような情報は書きませんし、今後もそのつもりはありません。
何例かを総合化したり、余りにも目に余る事象を何例かお話ししているだけです。
時には、あるお母様の対応の問題点が書かれた紙を面談に来られていたお母様にお見せしたことがありました。そのお母様は「あぁ、よくいらっしゃいますよね。そんな方。私はそんなことはしないけど・・・」と笑っておられました。
別のお母様に、生徒の行動や意識に勘違いや思い込みがあり、それを盲目的に許している保護者の姿を描いた紙面をお渡ししました。そのお母さんは「全部読みました。あんな当り前の事をいちいち言われても・・・」と不満げに言われました。
ここまで言うと「感の良い方」ならお分かりですよね。実はその例は、そのお母様のことだったのですが、私は「あなたのことですよ」なんて【絶対】【絶対】【絶対】【絶対】言える訳ないので『笑顔』で流しました。
この現象は「我が教室だけ限定」的に起こっているのか、「地域の特性(地域性)」なのか「我が教室(正確に言うと私が)だけが信用されて無くてそんな考えの方が集中している」のか未だに分かりませんが、全て事実です。(もし、これだけの話が架空で作れるのなら、私は小説で生計が立てられるかもしれませんね(笑))
内容やレベル(程度って言うと失礼になりますので・・・)は「ひとりごと」がスタートした2010年と直近では大きく変わっています。と言うことは、社会全体がそうなってそんな方が増えているのか、どんな言動にも寛容になっているのか(じゃあ、余計エスカレートするじゃないですか)分かりませんが、初期の頃を読み直してみると、結構ほんわかしていました。
しかし、直近5年くらいの内容は激変していました。それは何を意味するのでしょうか?
近年「人それぞれ」って言葉が多量に使われます。当然、人はそれぞれ違います。生徒も保護者も同じ人は居ませんし、家族・兄弟でもそれぞれ違います。ならばゴールも人それぞれで良いはずです。しかし、前述のような生徒・保護者ほど周りの人と比べて相対的に優位なゴールを求められます。分かり易く言うと「練習方法は間違っているのに、お金を払っているんだから絶対一流選手に」と同じことですよね。他には指示には従わないし、多大な迷惑を掛けていても、それを叱られたことだけをクローズアップして「厳し過ぎる」と叱られます。
「そんな人、居らんやろ!」〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いいえ。残念ながら・・・・・・。