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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2025年11月15日]

「やってるもん」について考えてみました20251115

「分かってる」とか「出来てる」とか「素直にきく」など色々なきびしいワードがポンポン出てきますが、最も大切な【実行する】についても考えてみました。

生徒たちに「説明を受ける時は〇〇のつもりで聞くんよ」
「今日分かったら、家に帰って今日中に見直すんよ」
「分かったつもりはダメよ。『何で』の根拠を独り言で言うんよ」
「分かったら、一人で出来るまで、何問も解いてみるんよ」
「『覚えろ』って言われたものは100回くらい声に出して、考えなくても出てくるくらい繰り返して、絶対覚えてくるんよ」
「宿題は今日か明日中にはするんよ。来週の塾の日ではダメよ」
「志望校に合格したいのなら、〇〇くらいやらんと、届かないよ」
「言われても『放っといたら』とか『バレんだろう』ではダメよ。バレるから素直にやるんよ」
「クラブや習い事を言い訳にしてたら、いつまでたっても成績上がらんよ」
って、色々な状況や生徒の行動を見ながらたくさん指示しています。
すると、成績が上がらない生徒に共通して同じこたえが返ってきます。

それが、「分かってるもん。『やってるもん』」です。

もちろん、やってたら結果が見え始めますから注意も指摘もしません。分かって無いから「やって無い」のです。
本人は「分かってるつもり」「やってるつもり」「これぐらいで良いだろう」を続けてきたから現状の成績なのです。

体験授業後、入塾時、面談時等に希望をお聞きし、現状をお伝えし、そのために何をどれ位どのようにやらなければならないか、塾は何をどれ位求めるのかも話して、納得頂いたはずです。
もちろん、必死で泣きながら落ち込みながらも頑張った生徒は、ぐんぐん成績上昇して、志望校を手にしました。
一方やっていない生徒ほど「やってるもん」「家の子の頑張りを認めてやってください」って言われますが、認めてあげることは簡単です。ただし、当然ですが届きませんよね。CMなどで「優しく」「叱らない」「生徒の意向に沿って」「志望校を」とか言ってますが、そんな技があるはずありません。そんな【ウソ】や【綺麗事】に惑わされて楽な方法でごまかしてきたから、今、苦労することになっているのです。

改めて言います。
分かってたら行動しているはずです。
やってたら出来てるはずです。
出来てたら注意なんてしません。
どこの世界に「チャンと言われた様に我慢して勉強して、いいかげんにしろ!このやろう」なんて指導者が居ますか?

やってるかやってないかは、生徒が自分では判断しないでください。
いくら生徒が「やってるもん」って家で言っても、結果が伴わないのは、意識と量が間違っているからです。
お母さん!結果が欲しいですか?子どもの今日の機嫌良い笑顔が欲しいですか?
私たちは“どちらかなら”叶えて差し上げられますが・・・・・・。