[2026年3月10日]
「望むように・・・」「優しく・・・」「厳しいのは・・・」
新年度が近づいてきています。
我が教室もご多分に漏れず新年度に向けての新入塾生を募集しています。
新聞折込やホームページでの募集をしていますが、問い合わせのお電話を頂いたり来塾頂いたり、また資料請求を頂いてお送りしたりと期待が大きくなっています。
さてここで、少しだけ“気になる近年の特徴”をお話しします。
ホームページからの問い合わせや資料請求なんですが、個人情報のほかに要望や質問や希望を記述する蘭があります。
「料金体系が知りたい」とか「体験授業が受けたい」とか「詳しく聞きたいので行きたい」とか色々ご記入頂けています。
もちろん、ご要望にお応えするべく全力で対応させて頂いております。
しかし、中には気になる方が・・・。
住所・氏名だけのご記入で、最低限の情報しかありません。これだけのデジタル社会なので、スマホから簡単に何でも思い通りに手に入るのでしょうが、おそらく多数の塾すべてから資料を全て取り寄せて、検討されるのでしょう。
自分のことを棚に上げてなんですが、ホームページやパンフには何でも(極端に言うと嘘でも)書けます。それだけを信じて、現場の方針や空気感を確認もせず、大切なお子様を預ける事に私は少し「????」となりました。ある方にお聞きすることがありましたがその方は「塾なんて、似たようなもんよ。ホームページや資料見れば大体分かるわ」と言われました。少し寂しかったです。
他には、体験授業や問い合わせに来られた保護者が言われる言葉が大きく変わり始めました。
それは「家の子、厳しいのは嫌だって言うんです」「家の子、決して叱らない優しい塾が良いって言うんです」「家の子が機嫌よく通ってくれるように、家の子の望むようにしてくれますか」等々です。
【もちろんです】
私達も叱ったり苦言を言うことが目的ではありませんし、好きではありません。叱ることって大きなパワーが必要で疲れるんです。素直に頑張ってくれたり、指示に従って【結果を出してくれた生徒】で一度も叱ること無く卒業していった子もいます。
しかし何故か「優しく・・・」「叱らない・・・」「私の言う通りに・・・」を求める生徒ほど成績不振や、「苦手意識」の生徒が多いのも事実です。思わず「・・・でしょうね」と思ってしまいます。
私たちに求められているのは「生徒の学力上昇」や「志望進路の確保」です。そこで「宿題をやらなかった」り「公式を覚えてくれなかった」り「ルールの区別を何度説明しても覚えてくれなかった」ら、決して成績上昇なんて起こり得ません。【親が行けって言うから嫌々来てるだけ。それでもかまわん】って生徒や【今まで(幼稚園〜小学校)これで何とかなってきた。だからこれからも何とか・・・】の生徒を対象にした「決して叱らない」「放置」を売り文句にした【儲け主義塾】が激増していることも知っています。
それよりも、そんな「自分の思い通りに」「自分が楽をして」「私だけが我慢をしなくても特別に」何でも叶うと思っている中・高校生。いつ、どうやってその考えを身に付けたのでしょうか?
まさか、保護者がそれを許して全て叶えてやった経験から言ってるんではないですよね。
もし、保護者が「行けば」「聞けば」「習えば」「家の子は・・・」と信じておられて、最低限の勉強に必要な「我慢」や「行動」を経験させずにこられたのなら「違うよ」と今からでもキチンと教えてあげることが【大切な子ども】への最大の贈り物ではないでしょうか?