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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2012年11月5日]

個別指導って?

近年、体験授業は99%私が担当して、生徒の現状と大まかな性格と問題点を見つけるようにしています。その上で保護者・生徒にお知らせして、後に入塾の検討をして頂いています。
つまり、現状を云々言うのではなく、本気で真面目に改善と上昇を望む生徒の入塾を促しているからです。勧誘の電話等では、その心は掴めないからです。
ところが、最近、CM等に大金を投入して、大量集客している某個別指導塾と比較されて「仕切りの中で別々に教えるのだから、個別はど〜れも一緒」と「放置個別」と同様に思われ、講師陣も私も心外な事が続いています。
私たちは、まず、人間力が無いと勉強はできないと考えています。その為にどんな意識・心構えで毎日を過ごし、学校の授業を受け、塾の指導に従うかも同時に指導しています。
ところが、近年、本〜当近年。何を言っても何を指摘しても、どんな現実を見せても、「私は悪くない(家の子は悪くない)」の一点張りで成績下位を継続する生徒が見え始めました。
よくよく話を聞くと、生活・意識・作業・クラブ・成績・理解と全て何でも〇〇が悪い。私は悪くない。私は特別。私だけ許される。私は・・・。私は・・・。と自己主張で負けない事が世の中で一番大切だと言わんばかりの価値観を持ってる人が増え始めました。中には、「先生の教え方が悪いから英単語が覚えられん」と訳の分からない理論展開をする輩まで。
何でもかんでも自分を責めてマイナス思考をしろと言っているのではありません。他人が指摘してくれているのです。身内の戯れ言とは違います。ここで素直になれるかどうかが人間力です
ここまで口を出し続けるのは、正直しんどいです。
でもここまでやるから、我が教室は存在できているのだと思って今日も頑張っています。