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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2012年12月8日]

十人十色と言うけれど…20121208

最近、目に付いた生徒像について、成績の良し悪しは別としてお話しします。
?素直に他人の話を聞き、全体を自分の事として認識して、指示や宿題は必ず達成、期限より少し前には提出してくれる生徒。
?一見全て聞いて従っている様に見えるが、意外と自己が強く、話も自分でセレクトし、都合の良い物だけ6割位聞いている。提出期限ギリギリで提出する生徒。
?本人に自覚は無いが、人の話は3〜4割しか聞いていない。話しの途中でも、頭に何か浮かんだら、そちらが優先で聞く事を止める。宿題等もギリギリやっては来るが、期限等も時々遅れる生徒。
?言われると行動するが、何でも受け身、他人任せ。自己責任や将来の為とは無縁で、今だけ、形だけが該当する幼稚園児の様な生徒。勿論期限は覚えていないので、その都度督促が必要。
?何でも「自分はできている」「自分はちゃんとやっている」「自分は間違ってない」と、全て自己流、周りや先生、もっとすると親の意見も受け入れない、完全「I am 〜」人間。勿論期限や指示も本人の機嫌次第。
と色々見せて頂いています。
実は?から?までの人間力が即効学力となっています。
勿論希望は?ですが、我が教室にも毎年2〜3人しか存在してくれません。殆んどが?か?の生徒です。困るのは?の生徒です。勿論本人に自覚はありませんが、お母さんにとっては可愛いくて仕方ないらしく、お母さんの方がもっと自覚をお持ちではありません。
時々?の生徒に、得意科目だけ飛び抜けた成績を取る生徒も居ますが、これは稀で殆んどが「わがまま」「赤ちゃん」のレッテルで終わりです。
私たちは客観的に生徒にはこの話はします。しかし、中々認めてはくれません。まぁ、十何年もこのままで来たのだから当然か?でも素直に自覚してくれた生徒は急激に成績上昇します。
やっぱり子ども達ってすごいですね。