パソコン版を見る

早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2013年4月13日]

やっぱり「人間力」です20130413

先月・今月と入塾の問合せや面談がとても多く有難いことです(塾なんだから当然か?ここで無ければ辛いもんねぇ?)。
以前から少しはこの「ひとりごと」でもお話ししていましたが、徐々に二極化が顕著になってきました。二極化とは「人間力」が成長しているか否かです。
挨拶・返事・敬語・約束等は殆んどキチンと出来るのに、キッカケややり方に気付けずに成績が伸び悩んでいる生徒。本人は真剣に悩んで、保護者も我が子を「落ちこぼれ(禁止用語でした?)」位に心配されています。
一方、幼稚園か小学校低学年レベルの受け答えや行動・意識しか出来ないで、「勉強が出来ないのは僕(私)のせいでは無い。学校の先生が、私(家の子)が出来るまでキチンと教えてくれないからだ。先生との相性の問題だ」と、先生も親も子どもも同レベルと考え、時には生徒が一番上の位置に居たりします。自分(我が子)の不足や甘え・逃げ・誤魔化しは認めず、全ての原因を周りのせいにして来塾されて、「家の子(私)に合わせて教えてやって下さい。家の子は、やれば出来るはずですから」とおっしゃいます。このタイプの方とは、大抵2〜3ヶ月後に掛け違いが発生します。
どうしてこんなに、「歳相応」の事ができない(させない)のでしょうかねぇ?
私は「社会が悪い」と言う言葉は嫌いです。しかし、きれい事で固めて、人間の「基礎」を作る事を、社会全体が少し疎かにしすぎてはいませんか?