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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2013年5月22日]

いつから平気に・・・20130522

最近の生徒像が二極化している事はお話ししましたよね(だからそんなヘビーな読者は居ないって)。
その一極のローサイドの生徒なのですが、本人に色々な指示を出したり、決まりをつくったり、作業や行動のルールを決めたりしているのですが、殆んど残っていません。残っていないのなら更に入れれば可能ですが、最初から入っていない場合もあります。
「何月何日に話したよね」と言うと、「その日に何か言われた事は記憶にあるけど、何を言われたか覚えてない」だそうです。
家でも学校でも塾でも、大人が何か喋ってる事は気が向けば聞けば良いし、聞かずに分からなくても何度でも言ってくれる。別に放っておいても反撃は無いし、「分かりません。教えて下さい」の錦の御旗を言えば許される。と本人は知っています。
具体的な指示や今週来週の約束をしても、20%位渋々で後は放っておいても平気なのだそうです。「ウソついてるよね」と問い詰めると「はい」と平然と応えます。
「子どもは未来の宝」「子どもは地域の宝」「子どもは全て分かっている」「子どもの意見を尊重しろ」で、甘やかされた勘違い野郎が傍若無人な自己中をしてても、大切にしなきゃならないのですかね?
いつからこんなに子どもは立場が上になって、大人は弱くなったのでしょうか?
私の理念「きれい事は嫌い」は、こういった事からも実感してしまいますね。